サカエ経済新聞の2021年年間PV(ページビュー)ランキング1位に輝いたのは、上半期に続き老舗天ぷら店「松月」の移転オープンを報じた記事だった。
ランキングは、今年1月1日から12月16日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 老舗天ぷら店「松月」が栄の地下街「セントラルパーク」に移転 揚げたてを一品ずつ(4/8)
2. 栄のカプセルホテル「安心お宿」が連泊の「定住プラン」 通常価格より5割以上値引き(8/2)
3. 愛知県美術館で「ジブリの大博覧会」開催へ 「空飛ぶ巨大な船」「トトロ・バー」など(4/7)
4. 栄に和牛・厚切り牛タン焼き肉食べ放題店「和牛タン次郎」 名物メニュー盛り合わせも(8/10)
5. 栄・ラシックで「不二家」のイベント 金シャチかぶるペコちゃんデザインの商品販売も(6/2)
6. 伏見に関西発の韓国料理店「李朝園」が名古屋初出店 自家製キムチ食べ放題(8/17)
7. 名古屋栄三越に京都のかき氷店「京氷菓つらら」 新作含む5種用意、期間限定で(6/25)
8. 栄にユーハイムが「食の未来」テーマの複合施設 「AI職人」が焼くバウムクーヘン(3/11)
9. 100人の「サンタクロース」飾るクリスマスケーキ 名古屋観光ホテルが予約販売(10/14)
10. 栄に「ブルーシールアイスクリーム」 「塩ちんすこう」など24フレーバー、クレープも(7/2)
1位の「松月」は、一品ずつ揚げたてを提供する天ぷらをリーズナブルな価格で提供し人気を集める老舗天ぷら店だが、出店していたビルの閉鎖に伴い休業。再開した記事に注目が集まった。現在もランチライムには行列を作ることが多い。
2位には、東京などで展開するカプセルホテルの「定住プラン」がランクイン。新型コロナがもたらしたホテル業界の深刻な状況を打破したいと生み出したプランで、「通常価格より5割以上値引き」というインパクトが大きかった。
3位は、2022年秋に「愛・地球博記念公園」(長久手市)に開園する「ジブリパーク」のプレイベントとして企画した、愛知のみで展開された「ジブリの大博覧会」の予告記事。
商業施設や公園などが多くイベント開催が多いサカエエリアだが、コロナ禍でイベント開催も減り、それに代わり飲食店のオープンや期間限定店の記事がトップテンを占める結果となった。2022年もこのエリアの動きを追っていきたい。