マーケットイベント「ソーシャルタワーマーケット2022」が4月16日・17日、「おやつと喫茶」をテーマに「オアシス21」(名古屋市東区東桜1)地上の「緑の大地」で開催される。
過去に名古屋テレビ塔で開催した「ソーシャルタワーマーケット」会場の様子
2012(平成24)年に名古屋テレビ塔(現=中部電力 MIRAI TOWER)を中心とした久屋大通公園を会場に初開催し、途中、同塔や同公園リニューアルのため名古屋城に会場を移して開催するなど、毎年開催を続けてきた同マーケット。
「オアシス21」を会場にするのは初めて。会場には、カヌレやタルト、スコーン、プリンなどの菓子や、コーヒー、紅茶、日本茶などドリンクを提供する34ブース・42店が出店する。出店担当のmicco.さんは「カテゴリーを絞りテーマを設けることで、もっと深く、マニアックに楽しんでほしい」と話す。「一言に『コーヒー』や『お茶』といっても、出店者の数だけ味や、いれ方、提供の仕方、思いがある」とも。
主な出店者は、名古屋にあるカレースタンド「八O吉(ヤオキチ)」の新菓子ブランド「casi」、ビーガンやグルテンフリーをコンセプトにした名古屋のカフェ「ベジキッチン・グーグー」、那古野で140年余り続く生麩を製造販売会社でふまんじゅうや生ふのみたらしなどを販売する「麩柳(ふりゅう)商店」、6月に錦二丁目エリアにオープン予定の「喫茶七番」、名古屋の業務用コーヒーロースターの直営ショップ「イトウコーヒー本店」、実店舗を持たず岡崎市で間借り営業するミルクティー専門店「パラレルワールド・ミルクティー」、オーガニックの緑茶・ほうじ茶を生産する「森井ファームのお茶」など。
「11年前にマーケットを始めたころに大切にしていたのは、人と人とが顔を合わせて交流し、コミュニケーションが生まれる場をつくることだった。このご時世で人との関わりが希薄になりがちだが、一人一人のコミュニケーションから発見や感情が生まれるような、皆さんが楽しめる『社交場』をつくりいきたい」と意気込む。
開催時間は11時~16時。雨天決行、荒天中止。入場無料。
5月21日・22日には、「植物とアクセサリー」をテーマに開催する予定。