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久屋大通でマーケットイベント 農と食を切り口にSDGsを啓発

今年5月に開催した「EIYOSO」の様子

今年5月に開催した「EIYOSO」の様子

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 都市近郊農家によるファーマーズマーケット「EIYOSO(エイヨウソ)」が、ヒサヤオオドオリパーク北側の「シバフヒロバ」(名古屋市中区丸の内3)で10月30日に開催される。

第3回「EIYOSO」メインビジュアル

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 主催は、軽貨物運送事業を手がける物流会社「ダイサンロジタス」(稲沢市)。旬の野菜を生産者から消費者に直接届ける予約販売型サービス「アグリカーゴ」を展開する。

 今年5月に初開催し、今回が3回目。5月はトマト、7月はトウモロコシと、開催時期に旬を迎える野菜をメインテーマに掲げる。今回のテーマは「おいもとカボチャ」。愛知県や岐阜県、日本有数のサツマイモ産地で知られる徳島県のサツマイモ生産者やオーガニック野菜生産者が農作物を直売する。ほかにも、農業高校の学生や農業ビジネス部門を展開する企業が出店する。

 焼き芋や干し芋などの加工品販売者も出店。フライドポテト専門店「ASOMBROSO名古屋」や、ポテトサラダ専門店「Mr. POTATO」など、愛知県を中心に展開するキッチンカーでは、ジャガイモやカボチャ、サツマイモを使ったメニューを提供する。

 同マーケット担当の五十嵐陽子さんによると、「旬のおいしさを伝えるのはもちろん、社会問題解決の啓発も目指している」という。同マーケット協賛企業で、アップサイクル素材を用いた商品開発も手がける「豊田合成」(清須市)をはじめ、社会課題解決に取り組む企業や社会起業家などが出店。五十嵐さんは「社会問題解決に意欲的に取り組む団体と、『購買活動』を通して緩やかにSDGsに取り組む流れを生み出せたら」と意気込む。各ブースでは出店者が取り組むSDGsの課題のアイコンを掲示する。

 「ハロウィーンにちなんだ来場者向けの特典企画も準備している」と五十嵐さん。出店ブースで菓子をプレゼントするほか、用意されたミッションをクリアした人にプレゼントを進呈するという。

 開催時間は、マーケット=10時~17時、キッチンカー=10時~20時。

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