3つのお化け屋敷を体験できるイベント「センパ ホラーストリート」が10月28日、栄の地下街「セントラルパーク(通称=センパ)」(名古屋市中区錦3)中央通りで始まる。
ハロウィーンに合わせて開催する同イベントについて、セントラルパーク営業部の市川智子さんは「栄エリアのハロウィーンは若者が仮装してにぎわうイメージが強いが、セントラルパークの今年のハロウィーンは家族や友人同士で楽しめる体験型のイベントをと、おばけ屋敷を企画した」と話す。
同イベントの企画演出は、全国でさまざまなホラーイベントを展開する「怖がらせ隊」が担当する。
同地下街の通りに、3種類のお化け屋敷を設置。「フィッティングルーム」は、使われなくなったフィッティングルームで怪奇現象が起こるという内容。1人ずつ個室に入り、備え付けのヘッドホンを付けて体験してもらう。物語は、ヘッドホンから聞こえる立体音声で進む。フィッティングルームという逃げられない狭い空間で恐怖を与える。
「呪い襖(ふすま)からの脱出」は、呪いを封じ込めたというふすまの隙間からのぞく怪しげな影から感じる恐怖が迫る中で、室内に設置されたミッションをクリアすることでスリルを味わえる内容という。
共に1回の定員は4人。体験時間は約3分。
「ゾンビ撮影所」は、金網で囲われたブースに襲いかかってきそうな動きをする「ゾンビ」がいるフォトスポット。ブースの中に入って近くで一緒に写真撮影できる。撮影時間は1組につき2分程度。「見た目は怖いゾンビさんだが、かみついたり触れてきたりはしない。記念撮影を楽しんでほしい」と市川さん。
「演出で流れる音や、聞こえてくる悲鳴など、迫力がある。非日常体験をして、思い出を作ってもらえたら。通勤・通学などの日常通路でもあるので、帰りに立ち寄ってもらい思い切り叫んでもらえれば」と参加を呼びかける。
開催時間は11時~19時(最終入場時間は18時30分)。入場無料。今月31日まで。