ライフスタイルショップ「AKOMEYA TOKYO(アコメヤ トウキョウ)」が3月16日、栄の商業施設「ラシック」(名古屋市中区栄3)地下1階にオープンする。
あっさり、しっかり、やわらか、もっちりといった特徴を紹介する真空パックにした全国から集めたコメ
コメやごはんのお供、調味料、雑貨などを販売する同店。現在、関東に11店舗、大阪に1店舗を展開し、名古屋には初出店となる。
「世界に誇れる『おいしい』の循環型社会」をビジョンに掲げる運営会社「アコメヤ トウキョウ」の山本浩丈社長は「日本文化の中心の食、その中心にあるコメで、おいしい輪を広げていきたい。ユネスコ無形文化遺産に和食が登録されたのは、ただおいしいだけではなく、日本人の自然との調和や習わしが評価されたから。お客さまに商品の背景も伝えていきたい」と話す。
名古屋ラシック店では1500種類以上商品をそろえる。全国から集めたコメ(2合)を真空パックにした商品は30種類を用意し、あっさり、しっかり、やわらか、もっちりといった特徴を紹介する。基本的に8種類を用意するコメの量り売りコーナーも設置。好みに合わせた具合でその場で精米したコメを1キロ単位で販売する。精米時間は3~5分。
ふりかけ、瓶詰めなどのご飯のお供、炊き込みご飯のもと、梅干し、みそ汁、スープ、だしパック、レトルトカレー、塩、しょうゆ、白だしなどの調味料、コメ菓子、冷蔵ケースには冷蔵商品や日本酒、ビールも並ぶ。店頭ではフェア「おにぎり道」を展開。おにぎりに合う具材やウニやめんたいこが付いたのり、ふりかけ、おにぎりがおいしくなる塩などを並べるほか組み合わせも提案する。ギフトラッピングには、米袋型のラッピングも用意する。
名古屋ラシック店店長のOKU陽介さんは、「食べると笑顔になれ心の豊かさにつながる。店内は食材、雑貨など、どのセクションでもワクワクした楽しさが続く。新しい発見や、新しい味などに挑戦してもらえる店づくりを心がけている。名古屋の食文化ともアジャストできるのでは。スタッフが食べた感想などは素直にお客さまに伝えていきたい。逆にお客さまからアレンジなどを聞くシーンもあると思う」と話す。
店内右手には、日本のメーカーが手がける雑貨を集めたゾーンを展開。調理道具や食器、ヒノキの間伐材や端材を使ったバスチップやアイマスク、酒かすを使うスキンケア、コメ由来の成分が入ったアロマミストやハンドクリームのほか、バッグ、帽子などファッションアイテムも並ぶ。OKUさんは「間伐材を使った商品などは癒やしを楽しんでもらうほか、商品をとおして環境問題などを伝えられれば」と話す。
営業時間は11時~21時。