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久屋にグルテンフリーの「チーズテリーヌ」専門店 サンデーやかき氷販売も

「ハグフラワー 久屋大通店」店内で社長の遠藤雄一さんと店長でHUGアイビス社長の山嶋美和さん

「ハグフラワー 久屋大通店」店内で社長の遠藤雄一さんと店長でHUGアイビス社長の山嶋美和さん

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 グルテンフリーの「チーズテリーヌ」専門店「h.u.g-flower(ハグフラワー)久屋大通店」(名古屋市中区錦3)が4月28日、ヒサヤオオドオリパークにオープンした。

チーズテリーヌの表面をキャラメリゼした「テリーヌキャラメリゼ」

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 社長の遠藤雄一さんが岐阜で始めた生花店を2014(平成26)年に同じ岐阜で移転リニューアルした生花店に併設のカフェで提供していた人気メニューを基に商品開発したという「チーズテリーヌ」が主力商品の同店。2019年に横浜に最初の専門店を出店した後、東京、岐阜にも出店。カフェ併設の久屋大通店は4店舗目となる。店内には、一度に15人ほどが利用できるイートインスペースを設ける。

 遠藤さんによると、「チーズテリーヌ」は、最初からグルテンフリーのスイーツを作ろうとしたのではなく、よりおいしくしようと味を追求した結果、グルテンフリーになったという。「試作を重ねる中、小麦粉を使うことをやめてみたところ、口当たりがよく滑らかな食感になった」と遠藤さん。

 久屋大通店は「シックな印象」(遠藤さん)という他の3店舗と異なり、「明るい印象」を演出する。遠藤さんの「社会的意味があることをしたい」という思いの下、同店は就労継続支援B型事業所を運営する「アイビス東海」の施設外作業所としても稼働する。

 「チーズテリーヌ」を作る際の廃棄物だった卵白をメレンゲにして使う米粉の「HUG!するラングドシャ」、バニラビーンズのサヤを活用したバニラシュガーを使うスフレのような食感の「HUG!するチーズケーキ」は、同施設の利用者が商品詰め作業などを担当する。「廃棄物をゼロにしたいという思いと、『売れる商品』に就労支援の利用者に関わってもらいたい考えが合わさってできた商品」と遠藤さん。

 同店ではチーズテリーヌなどを使ったカフェメニューも用意する。チーズテリーヌの表面をキャラメリゼし、パリッとした食感にした「テリーヌキャラメリゼ」(650円)、カットしたチーズケーキやラングドシャを添える「HUGするサンデー」(750円)、凍らせたチーズテリーヌをカップに詰めた「アソートテリーヌキャンディー」(定番=2個・ショコラ=2個・季節=1個、650円)、チーズテリーヌ添える「ベリーテリーヌかき氷」「紅茶テリーヌかき氷」(以上、900円)、チーズテリーヌをラングドシャで挟んだ「アイステリーヌサンド」(500円)など。箱入りのチーズテリーヌ、チーズケーキ、ラングドシャも販売する。

 同店店長でHUGアイビス社長の山嶋美和さんは「イートインも楽しめるが、ロケーションのいい店なので、テイクアウトしてぜひ外で気持ちよく食べてもらいたい」と話す。

 遠藤さんは「スタッフが気持ちよく働き、お客さまにもおいしく食べてもらえる、双方が心地よくいられる店にしていきたい」と話す。

 営業時間は10時~20時(土曜・金曜・祝前日は21時まで)、イートイン利用時間は11時~。

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