三重県産の食材を使った料理を提供する「極上の三重フェア」が9月1日、ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋(名古屋市中区金山町1)で始まった。
ホテル内のレストラン、バーなどで行う同企画。フェアメニューとして、2階のカジュアルダイニング「ガーデンコート」では、伊勢志摩地域の名物「手こね寿司(すし)」(平日ディナー限定)や「伊勢うどん」、ブランド養殖マダイ「伊勢まだい」のにぎりずし(土日祝限定)などをビュッフェスタイルで並べる。シェフカウンターでは、照り焼きソースに「伊勢醤油(しょうゆ)」を使ったローストポーク(平日ランチ限定)やローストビーフ(平日・土日祝ディナー、土日祝ランチ限定)などを提供する。
洋食料理長の松本茂雄さんは「レモンとオレンジの自然交配でできた『マイヤーレモン』や、キンミヤ焼酎で有名な『宮崎本店』(「崎」は正式には「たつさき」)の本みりん、地元酪農家の協同組合が生産する『大内山牛乳』などを取り入れた料理もそろえた。『伊勢まだい』はトマトソースピザのトッピングにも使い、ジェノベーゼ風味に仕上げた」と話す。
1階の「ロビーラウンジ」と「ペストリーコーナー」、3階の京料理「たん熊 北店」、29階の中国料理「花梨」、30階のスカイレストラン「スターゲイト」、同階の「バー スターゲイト」でもフェアを行う。「花梨」では鈴鹿市の地酒「作」、「たん熊 北店」では菰野町の地酒「田光」も用意する。
10月31日まで。営業時間、料金はレストランによって異なる。
期間中、三重県で開催される「鈴鹿F1日本グランプリ2023」のPRイベントも同時開催する。「ガーデンコート」「花梨」「スターゲイト」では、「フェッラーリ」がF1の公式パートナーになったことを記念して制作されたボトルのスパークリングワインを提供。ロビーでは、9月25日まで「RED BULL 応援ブース」の設置、9月22日~24日にはレーシンググッズや優勝トロフィーの展示を行う。