ホテルを舞台にした謎解き体験付きの宿泊プランの販売が5月18日、名古屋観光ホテル(名古屋市中区錦1)で始まる。
名古屋観光ホテルを舞台にした謎解き「本と歩く謎解きの夜~推理作家からの挑戦状~」のビジュアル
同プランは、謎解きイベント企画制作会社「謎組」とのタイアップ企画。2022年の第1弾は再販するほど好評だったという。同ホテルマーケティング部の蒲生真梨子さんは「コロナ禍で移動制限がある中、ホテルで非日常体験を楽しんでほしいという思いがきっかけ」と振り返る。
第2弾になる今回のタイトルは「本と歩く謎解きの夜~推理作家からの挑戦状~」。チェックイン時に受け取る1冊の本の中の出来事が同ホテル館内の装飾などとリンクし、本の世界に入ったような感覚を味わえる。想定所要時間は約3~6時間で第1弾よりも難易度を上げた。「ヒントが用意されているため、謎解きイベントが初めての方でも安心して体験できる。ホテル館内のバー、客室、2023年9月に新設された宿泊者専用ラウンジなど、普段はなかなか訪れない場所をお客さまに巡ってもらうことで、より名古屋観光ホテルを知ってほしい」と蒲生さん。「現在の予約は、愛知県・三重県・岐阜県に住む人が多い」という。
謎解き後には、ストーリーに合わせた同ホテルバーテンダー考案のオリジナルのカクテルを提供する。未成年やアルコールが飲めない人にはノンアルコールカクテルを用意する。
謎解きの時間はチェックイン日の14時~21時。2人1室利用時の1室当たりの料金は、素泊まり=2万5,900円~、朝食付き=3万1,900円~、夕食・朝食付き=3万7,900円~、1日最大10組。要予約。11月17日まで。