栄・久屋大通公園で「アースデイ愛知」-学生が中心となりリニューアル

写真=昨年の「アースデイ愛知」の様子

写真=昨年の「アースデイ愛知」の様子

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 「地球環境を守る意思表示をする」ことを目的とした環境イベント「アースデイ」が4月19日・20日、栄・久屋大通公園で開催される。会場は、名古屋パルコ、松坂屋前の「光の広場」から名古屋テレビ塔南側の「もちのき広場」にかけての一帯。

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 環境問題に対する関心を高めようと1970年、ウィスコンシン州選出のG・ネルソン上院議員が、4月22日を「アースデイ」であると宣言し、イベントを開催したことから始まった「アースデイ」はその後、世界各地で毎年4月に開催されている。「アースデイ愛知」として、愛知県で同イベントが開催されるのは今回で5回目。昨年は約5万5千人を動員した。

 当日は、物販、ワークショップ、展示などの環境関連ブースが出店するほか、オーガニック料理を提供する飲食のブースやフリーマーケットのショップなども数多く出店する。

 2日間を通してさまざまなバンドやDJによる野外ライブも展開。今回の出演アーティストの中には、ハウスやテクノなどといったクラブミュージックを演奏するバンドやDJが多い。アーティストのセレクトについてイベント実行委員長の唐木さんは「ジャムやレゲエ、ダブなどの『オーガニックサウンド』は、さまざまなエコイベントでは多く演奏されているし、実際にファンの人たちも環境意識が高い人が多い。しかし、クラブミュージックなどのジャンルは、エコとのつながりがあまりなかった」とし、「これまでエコイベントにあまり興味を示さなかった層に向けてもストレートにアプローチしたいと考え、あえて今回のアーティスト選定を行なった。これを機に、より多くの人に環境について何かを感じてもらうことができれば」と話す。

 これまで栄周辺で、マイ箸ならぬ「マイボトル」の普及活動を展開してきたことが縁で、今年から同イベントの実行委員長に任命された唐木さんは、現在、愛知淑徳大学の4年生。唐木さんの委員長就任を機に、今年からは新たな試みとして環境活動をしている学生たちにも広く協力を呼びかけた。実際に、NPO職員や一般市民らとともに、愛知淑徳大学、名古屋市立大学、南山大学、南山短期大学、名城大学、人間環境大学などの多くの学生が企画の核となる部分で、イベント開催に向けて尽力している。唐木さんは「環境活動をしている学生団体はたくさんあるが、実際に横のつながりがあまりないので、こういった機会に連携できることはとても大切だと思う」とし、「自分と同世代の人にどうしたら環境問題をアピールできるか、と考えたときに、同じ世代ががんばって活動をしていること自体が最大のアピールになるのでは、と考えた」と話す。

 イベントの見どころとしては「20日18時から開催するキャンドルナイト」と唐木さん。今回のキャンドルナイトでは、イベント期間中に廃食油を使って約1,000個のキャンドルを作り、それらを点灯する。「イベントに来て、ほっこりとした元気な気持ちになってもらい、何かしら環境について考えるきっかけにしてもらえれば」とも。

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