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新なごやめしグランプリ「葵プリン」発売-おもてなし武将隊が一日店員に

一日店員を務めた名古屋おもてなし武将隊

一日店員を務めた名古屋おもてなし武将隊

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 名古屋三越栄店(名古屋市中区栄3)地下1階で2月15日、「新なごやめしグランプリ」に選ばれた「グランス パティスリー」(北区)の「葵プリン(旧名「徳川プリン」)」の販売が始まり、初日は「名古屋おもてなし武将隊」が「一日店員」として販売に協力した。

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 「グランス パティスリー」は古川博一さんが2010年に開いたスイーツショップ。徳川家康生誕の地である三河の新鮮な卵を使ったカステラと、和三盆で作る「徳川ロール」など、クラシックなムードの店内にたくさんのスイーツを並べる。

 葵プリンは三河の卵を使用した昔ながらの味わいあるプリンに、小豆が加わった新しい「なごやめし」スイーツ。古川さんは10種類以上の卵を試食し、試作を重ねて濃厚な食感のプリンを開発した。プリンの中には銅鍋でじっくりと炊き上げた小豆がほどよく混ざり、アクセントになっている。「『なごやめし』らしさを出すために小豆を入れたが、キャラメル、プリンの生地との配分は苦労した。1カ月近く試作に取り組み、イメージしていた理想に近づけていった」と振り返る。完成した葵プリンは昨年開催された食べ歩きイベント「なごやめし博覧会」で来場者から高い評価を受け、グランプリを受賞。副賞の「名古屋おもてなし武将隊が一日店員になる券」も獲得した。

 初日は徳川家康と陣笠隊の市蔵が「一日店員」として登場。家康が「何度も食べたが、おいしくて、また食べたくなる。ぜひ味わってほしい」と絶賛すると、市蔵は「早く並ばないと私が食べてしまいますぞ」と、自ら購入客にプリンを手渡す古川さんと共に会場を盛り上げた。購入客は商品を受け取った後、武将たちと握手。結果、この日は300箱以上を売り上げた。

 古川さんは「名古屋の魅力を全国に広めたいと博覧会に参加した。味と共に名古屋の文化を多くの人に紹介することができ、いいイベントになった。名古屋を訪れる皆さんは、今まで知っていた名物に続く『新しいなごやめし』を楽しんでほしい」と話す。

 価格は、1個=420円、1箱(3個入り)=1,260円。地下1階クリスタル口特設会場での限定販売は今月21日まで。

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