伏見に手作りの家庭料理が楽しめる小料理店-懐かしの赤いウインナーも

「食楽酒家 朋(とも)」の店内の様子

「食楽酒家 朋(とも)」の店内の様子

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 名古屋の映像プロダクション・サムライ(名古屋市中川区)は9月2日、手作りの家庭料理が楽しめる小料理店「食楽酒家 朋(とも)」(中区栄1、TEL 052-223-1060)をオープンした。

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 店舗面積は約10坪。席数はカウンター=8席、テーブル席=9席を設ける。「田舎に帰ったようなアットホームな空間の中で、手作りの家庭料理を味わってもらえたら」と女将(おかみ)の高橋さん。店名の「食楽酒家」は「気の合う仲間で食事と会話を楽しみながらお酒を飲む家」という思いを込める。小型店ならではの温かい雰囲気を大切にする同店。使用しているコースター、エプロン、座布団はすべて高橋さんの手製によるものだという。

 「気軽に入れる小料理店をイメージした」という同店の料理は、煮物を中心に毎日6、7品の日替わり大皿料理がカウンターに並ぶほか、「本日のおすすめ」や定番料理なども取りそろえる。価格面でも、ほとんどのメニューを500円前後に抑え、来店客に「たくさんの種類を食べてもらえるよう」配慮したという。

 主な定番料理は、一晩特製タレに漬け込んで味を染み込ませた「朋 特製鶏焼き」(470円)、「スパムといり卵」(450円)、「イワシ明太子」(450円)など。「昔の味を懐かしんで40~60代の来店客に好評」だという「赤いウインナー」(400円)は高橋さんの「おすすめ」。ドリンクは生ビール(500円)とはじめ、日本酒、焼酎、チューハイ、梅酒、ウイスキーなどを用意する。

 利用客は30代半ばから年配客まで幅広い。オープン以降、開店時間が16時ということもあり、生活時間帯が早い客層からの支持も得ているという。高橋さんは「手間暇かけた素朴な料理を味わいながら、友達をどんどんつくってお客さん同士のコミュニケーションの場として活用してもらえれば」と笑顔で話す。

 営業時間は16時~23時。日曜・祝日定休。

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