錦の「炉BATA 磯次郎」、ビル立ち退きで向かいに移転-常連客思い

炭火焼き・鉄板料理「磯次郎」店内の様子

炭火焼き・鉄板料理「磯次郎」店内の様子

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 錦に11月4日、炭火焼き・鉄板料理「磯次郎」(名古屋市中区錦3、TEL 052-957-1119)がオープンした。

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 道路を挟んだ向かい側のビルで7月まで営業していた同店。ビル立ち退きのため移転となったが、「常連さんが来やすいよう」近くのビルに出店を決めた。店舗面積は60坪。席数はカウンター=11席、テーブル席=8席、掘りごたつ席=56席を設ける。以前は座敷も用意していたが「足を伸ばし、くつろげるよう」と畳席を無くした。

 店の特徴について、「明るいスタッフと材料があれば何でも要望に応えることかな」と気さくに話す女将さん。要望があれば、メニューにない料理を作ることもた度々あるという。そうした店の魅力に引かれ、「お客さまは浮気性だから、いったん離れることもあるけど最終的には戻ってきてくれる方が多い」とも。

 主なメニューは「長芋ステーキ」(420円)、「焼ソバ磯次郎風」(780円)などの鉄板焼き、北海シマホッケ(半身=980円)、焼き鳥(2本=390円)などの炭火焼き・串物からその日にとれた新鮮な魚を使った刺身の単品や盛り合わせ(1人前=1,600円)、すしなども提供する。そのほか揚げ物、サラダ、麺類、汁物、デザート、本日のおすすめメニューなど取りそろえる。料理長が洋食出身ということもあり「ズワイガニとアボカドのクリームコロッケ」(680円)、「フランスパンのチーズグラタン」(830円)などの洋食も。裏メニューの鶏ちゃん焼き風「鶏鉄板焼き」(3~4人前=3,800円)は来店客から好評で「おすすめ」という。

 ドリンクは、ビール、カクテル、生しぼりサワー、ウイスキー、ワイン、日本酒、焼酎などを用意する。

 客単価が約4,000円ということもあり、主な客層は40~60代のビジネスマン。オープン以降、新店を楽しみにしていた常連客や新規の来店客で満席になる日もあるという。女将さんは「落ち着いた雰囲気だけれどかしこまった感じじゃなくあたたかい店、お客さんが気軽にわがままを言えるような店にしていきたい」と笑顔で話す。

 営業時間は、ランチ=11時30分~13時30分、夜=17時~24時。

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