サカエ経済新聞の年間PV（ページビュー）ランキングの1位には、大須に4月にオープンした総菜たい焼き・白たい焼き店の「一口茶屋鯛焼総家」が1位に輝いた。ランキングは今年1月1日から12月27日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。

　「食べ歩きの街」と言われる大須エリアには商店街を中心に、からあげ、豚むす、コロッケ、たこ焼きなど、店先でカジュアルに食べられる店が多く集まっており、週末になると買い物客やガイドブックを片手に持つ観光客らなどが、あちらこちらで行列を作っている姿が見受けられる。その１つとして今年4月にオープンした「一口茶屋鯛焼総家」は、大須で初めての白たい焼きの店として注目を集めた。

　2位にはメードカフェならぬ「妹カフェ」がランクイン。コンセプトの珍しさからアクセスが伸び2位に輝いた。3位・5位・8位・9位・10位には飲食店がラインクイン。それぞれ明確にコンセプトを打ち出した店舗に人気が集中するかたちとなった。中でもロボットがラーメンを作る全自動ラーメン店（8位）は、ロボットのパフォーマンスが楽しめるうえに味が良いと評判に。そのほかのランキングは以下のとおり。

1. 大須にたい焼き専門店「一口茶屋鯛焼総家」－総菜たい焼き・白たい焼きも（4/21）2. 名古屋・大須に妹カフェ－「妹のいるリビングキッチン」テーマに（1/15）3. 鶴舞・高架下に食堂スタイルのカフェ－パスタとスイーツをメーンに（4/1）4. レインボー・カーネーション、わずか3日で完売－栄の生花店で（5/7）5. 鶴舞公園に特設ビアガーデン－開園100周年記念事業の一環で（4/6）
6. 栄で映画「ヤッターマン」会見－櫻井翔さん、深田恭子さん、三池監督（2/20）
7. ロフト名古屋に1リットルの「特大プッチンプリン」－プッチン棒もそのまま（12/11）
8. 大須にロボットが調理する全自動ラーメン店－パフォーマンスも（7/24）
9. 伏見に手作りの家庭料理が楽しめる小料理店－懐かしの赤いウインナーも（9/24）
10. 名古屋・錦に280円均一の関西系焼き鳥店「鳥貴族」－中部初出店（6/3）

　7位にランクインした「特大プッチンプリン」は、掲載当日から平均ページビューを倍近く上回る注目度。プッチンプリンそのものの人気に加え、クリスマスや年末に向けて話題性のある手ごろなものの購入を考える消費者の動向がうかがえる結果に。このほか、11位には全国3番目の規模としてオープンした「ユニクロ名古屋栄店」の記事がランクインした。