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長者町の「アートラボあいち」が「オープン・ラボ」-本年度の事業振り返る

「オープン・ラボ2012」を開催するアートラボあいち

「オープン・ラボ2012」を開催するアートラボあいち

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 中区錦の長者町地区で現代アートに関する情報発信を行っている「アートラボあいち」(名古屋市中区錦2、TEL 052-204-6444)が3月14日から、本年度に実施した事業を振り返る企画「オープン・ラボ2012」を開催している。主催はNPO提案型恊働事業として同館の地下1階と2階を運営している任意団体「はち」。

 「アートラボあいち」は、2010年に開催された国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2010」の会場の一つとなった長者町地区に昨年8月21日にオープン。県内で高まった現代アートへの関心を「あいちトリエンナーレ2013」につなげるため大学や地域の団体等と連携しながら、作品制作および発表の場を提供し、アート情報を発信している。

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 2011年度は、作品の制作や展覧会の機会を通してアーティストが成長する機会を作り出すことを目的とした公募展「アーティストサポートプログラム」や、作家が活動のチャンスを広げるためにキュレーターや観客の前でプレゼンテーションを行う取り組み「ポートフォリオミーティング」を実施。多様なテーマを設けて各分野の団体、個人の活動や取り組みについて意見交換を行う「ネットワークミーティング」などを開催した。

 「オープン・ラボ2012」では、これらの事業を展覧会や公開インタビューで振り返る。展覧会は、2階でアーティストサポートプログラムに参加した作家4組の作品、地下1階ではポートフォリオミーティングに参加した作家19人の作品を展示。期間中、展示作家による作品解説も行う。公開インタビューでは、これまで同館で展覧会などに携わった人々をゲストに迎え話を聞く。

 同団体のスタッフは「今回のイベントを実施することで、そこで出会った人々のつながりが広がっていくことを期待している。公開インタビューでは、同館で活動して感じたことや、今後の取り組みなどを聞く」と話した。

 そのほか、1階では「あいちトリエンナーレ実行委員会」の協力の下、「ALA Project」の作品を展示。3階・4階では名古屋芸術大学による作品展、名古屋学芸大学による展示準備の公開も開催し、全フロアを同団体のスタッフが案内する作品鑑賞会「ラボツアー」も実施する。

 開館時間は11時~19時。入場・参加無料・今月18日まで。

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