栄で「フジロッカーズ・バーin名古屋」 野外フェスの魅力紹介

グラストンバリー・フェスティバルのピラミッドステージの様子 (C)Koichi Hanafusa

グラストンバリー・フェスティバルのピラミッドステージの様子 (C)Koichi Hanafusa

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 栄のワインバー「ボクモ」(名古屋市中区栄5)で6月13日、野外ロック・フェスティバルの魅力を語り合うイベント「フジロッカーズ・バーin名古屋」が開催される。主催は「フジロッカーズオルグ」。

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 フジロッカーズオルグは「フジロック・フェスティバル」の公式ファンサイトとして1997年に開設。国内外のロック・フェスティバルの情報やフェスティバル文化の魅力を発信している。フジロック・フェスティバル開催中は速報サイト「フジロックエクスプレス」を運営している。フジロッカーズ・バーはフジロックをはじめとした野外フェスの魅力を伝えるイベントで、東京、大阪など全国各地で不定期に開催されている。名古屋では初開催。

 会場となるボクモは2009年に栄にオープンしたワインとビールと雑談が楽しめる「文科系飲食店」。100種類を超えるワインや愛知の地ビールなど充実したドリンクと、豊田市や本巣市からの産地直送野菜や創作名古屋めしのメニューが楽しめる。ライブなどのイベントも開催している。

 イベントは2部構成で、第1部はトークライブと映像公開。同サイト主宰で音楽ジャーナリストの花房浩一さんが、世界最大規模の野外フェスティバル「グラストンバリー・フェスティバル」を映像とトークで解説する。同フェスティバルはイギリス・ピルトンで1970年から行われている野外ロック・フェスティバル。広大な農地を会場に、3日間にわたり多数のロックバンド、ミュージシャンが出演し、国内外から10万人以上の観客が訪れる一大イベント。花房さんは30年以上にわたり、同フェスを取材し続けている。今回は花房さんが1989年から92年にかけて現地で撮影した数時間に及ぶ秘蔵映像を編集して上映。貴重な映像を見ながら、野外フェスティバルの魅力を語る。

 同サイトの名古屋在住メンバー古川喜隆さんは「名古屋でもやりたいと、いつも話していたイベント。ボクモは音楽好きが集まる店で、以前に別のイベントを見た際も、とてもいい印象だったので会場に選んだ。名古屋では初公開のレアなライブ映像が山盛り。有名なバンドの若いころ、ブレーク前の姿もあり、オールドロック・ファンにはたまらない時間になるはず」と話す。

 第2部はアフタートークと懇親会。ビュッフェ形式で、気軽な雑談や質疑応答など、料理と音楽を楽しむ時間。グラストンバリー・フェスティバルなど海外の野外フェスの歴史や動向、日本の野外フェスのパイオニアとなったフジロック・フェスティバルとの関係などについて自由に語り合う。

 古川さんは「長年現地で取材した花房さんの体験を直接聞ける、なかなかない機会。ぜひ足を運んで、ロックフェスの魅力に触れていただけたら」と呼び掛ける。

 開演時間は、第1部=15時、第2部=18時30分。料金は、第1部=1,500円(1ドリンク別)、第2部=2,500円(ビュッフェ、1ドリンク付き)。第2部は予約数が5人以上で開催。

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