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栄の中日劇場で「第70回名古屋をどり」開幕 初の一般参加枠の演目も

栄の中日劇場で「第70回名古屋をどり」開幕 初の一般参加枠の演目も

「第70回名古屋をどり」で上演された「助六好尾張錦絵」(撮影:杉原一馬)

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 栄の中日劇場(名古屋市中区栄4)で9月7日、日本舞踊西川流の舞台「第70回名古屋をどり」が開幕した。 

出演者・スタッフが着物で並び、観客を出迎え

 二世家元の西川鯉三郎さんにより終戦直後の1945(昭和20)年から始められた同公演。中日劇場が来年3月で閉館するため、同劇場では最後の開催。

 西川千雅さんが四世家元を襲名し、全体のプロデュースを担当してから3回目となる今回は、「名古屋をどり観光化3年計画」の集大成的公演。観劇初心者から見巧者まで楽しめる多彩な演目をそろえた3部制や、歌舞伎ソムリエおくだ健太郎さんによるイヤホンガイドなど、「日本舞踊の大衆化」を目指す試みを今年も実施。開場時には江戸時代風セットで演出したロビーに出演者・スタッフが着物で並び、笑顔で観客を出迎えた。

 午前中から始まる第1部は伝統的な日本舞踊を味わう演目。西川流の舞踊家たちによる長唄「秋のしらべ」から始まり、西川流台湾支部長の西川淑敏(スーミン)さんが踊る長唄「梅花道成寺」や、軽妙な清元「うかれ坊主」などを上演。千雅さんは三世家元・西川右近総師と共に二世家元・鯉三郎さんが作舞した長唄「茂登木」を披露した。

 第2部は華やかなにぎわいを感じる演目。倦怠(けんたい)期の夫婦の危機をユーモラスに描いた長唄「宿の月」、静御膳と供をする忠信に化けた狐(きつね)の子を描く清元「吉野山」、名古屋と岐阜の芸妓(げいぎ)が競演した華やかなレビュー「懐芸妓舞姿(なつかしげいぎのまいすがた)」などが上演された。

 第3部は初心者にも分かりやすい和に親しむ演目。長唄の古典を西川流独自に物語性のある作品に再構成した「紀州道成寺」を千雅さん、右近さんが披露。西川カークさんはアクション俳優の手嶋政夫さんと競演。宝塚で活躍した作家・柴田侑宏さんが西川流のために書いた作品「狐ばなし」を、立ち回りに現代的なアクションを加えて上演した。

 3部で上演された「助六好尾張錦絵(すけろくごのみおわりのにしきえ)」は、一般参加枠の出演者を募集した初めての試み。舞台に向けて指導を受けた参加者が、遊女見習いの新造(しんぞう)姿での踊りと、黒紋付き姿での長唄をそれぞれ披露した。同作品は写真・動画撮影が自由で、フラッシュと掛け声の中、華やかに初日の舞台が幕を閉じた。

 開演時間は第1部=11時、第2部=14時30分、第3部=18時。料金はS席=7,000円、A席=4,000円。今月11日まで。

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