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愛知県芸術劇場で「音から作る映画」 アクースモニウムと映画の競演

愛知県芸術劇場で「サロメの娘/アクースモニウム」を上演する七里圭監督(右)と檜垣智也さん

愛知県芸術劇場で「サロメの娘/アクースモニウム」を上演する七里圭監督(右)と檜垣智也さん

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 映画監督の七里圭さんと音楽家の檜垣智也さんが3月9日・10日、愛知県芸術劇場(名古屋市東区東桜1)小ホールで「サロメの娘/アクースモニウム」を上演する。

「音から作る映画『サロメの娘/アクースモニウム』について」の様子

 七里監督は、名古屋市内の高校在学中に制作した作品が「ぴあフィルムフェスティバル」で入選。早稲田大学在学中から映画撮影の現場に従事し、2004年に「のんきな姉さん」で劇場デビュー。声と気配で物語をつづる「眠り姫」や、建築家と共作した「DUBHOUSE」など、さまざまな映画表現に挑戦している。檜垣さんは愛知県立芸術大学大学院を修了。大阪芸術大学客員准教授、相愛大学講師として教壇に立ちながら、電子音響音楽の空間化をリアルタイムで行う演奏ツール「アクースモニウム」のスペシャリストとして、国内外で演奏活動を行っている。

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 「サロメの娘/アクースモニウム」は、七里監督が2014年から取り組むプロジェクト「音から作る映画」のパフォーマンス上映企画。プロジェクトでは映画制作の通常のプロセスを逆転し、サウンドトラックから映像を制作。さまざまなジャンルの表現者とコラボしながら映画の表現形式を拡張する試みを行っている。これまで11作品のライブと8本の映画が発表されている。

 今回の作品では、20台以上のスピーカーを駆使する立体音響システム、アクースモニウムの演奏で増幅・拡張されるサウンドと映像が競演。2015年に東京・両国で初演し、フランス、京都、東京・原宿などでバージョンアップして上演されてきた。愛知では初の上演となる。

 2月3日には愛知芸術文化センターで「音から作る映画『サロメの娘/アクースモニウム』について」を開催し、七里監督、檜垣さんが来名。映画プロジェクトの内容や今回の企画の経緯、アクースモニウムのシステムなどについてトークを行った。

 関連イベントとして、今池の映画館「名古屋シネマテーク」(千種区今池1)で3月16日から、七里監督の映画最新作「あなたはわたしじゃない」を上映する。3月22日まで。

 開演は9日=18時、10日=15時。料金は一般=2,500円(当日は500円増)、U25=1,500円(年齢確認あり、要証明書)、未就学児は入場不可。