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名古屋グランパスが新体制発表会 新スローガンは「All for NAGOYA ~進化~」

名古屋市教育センターで行われた名古屋グランパスの新体制発表会

名古屋市教育センターで行われた名古屋グランパスの新体制発表会

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 名古屋グランパスが名古屋市教育センター(名古屋市熱田区神宮3)で1月13日、2020年シーズンの新体制発表会を開催し、新加入選手の発表などを行った。

サポーターと共にフォトセッションを行うグランパスの選手ら

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 満員のサポーターが見守る中、小西工己社長が登壇。小西社長は13位となった昨シーズンを振り返り、「昨シーズンは良い時も苦しい時も、本当に多くの皆さまが、スタジアムで、街で、チームを支えてくれた。1年間を通して我々のホームスタジアムには、52万人を超えるグランパスファミリーの皆さんに足を運んでいただいた。最近はアカデミーの試合にも多くの方が来てくれるようになり、選手たちにも大きな励みになっている。2020年も名古屋グランパスは、心強いファミリーの皆さんと歩みを進めていきたい」と感謝の言葉を述べた。

 小西社長はチームの新スローガン「All for NAGOYA ~進化~」を発表。「培った力をさらに進化させ、新しい歩みを進める。今日の非日常を、明日の常識に変えるには、相手を凌駕する圧倒的なスピードで変化し続けなければならない。我々は革命的な進化を遂げたい。名古屋グランパスというプライドを持って、名古屋のために」とスローガンに込めた思いを語った。

 続いて大森征之スポーツダイレクターが、新加入の稲垣祥選手、阿部浩之選手、山崎凌吾選手らが加わった今シーズンのラインアップを発表。大森SDは「3月末まで、いろいろな動きがあると思う。スポーツディレクター、強化担当として、しっかり責任を果たしていきたい」とさらなる強化への意欲を見せた。

 選手の背番号が紹介された後、新人の三井大輝選手、石田凌太郎選手、吉田晃選手が今シーズンの新しいトレーニング練習着で登壇。サポーターに新シーズンの飛躍を約束した。今シーズンから復帰の金井貢史選手、秋山陽介選手、マテウス選手は新ユニホームで登壇。U-23アジア選手権に出場中の相馬勇紀選手はVTRで新シーズンへの意気込みを語った。

 続いて新加入の阿部選手、稲垣選手、山崎選手が次々にステージに上がり、自己紹介と共にグランパスでの活躍を誓った。稲垣選手は「グランパスの一員としてプレーできることが楽しみ。どんな時でもチームのために全力を尽くすことを約束したい。応援よろしくお願いします」と笑顔を見せた。

 山崎選手は「グランパスが僕を必要としてくれて、僕自身もグランパスと共にさらに成長したいと思い、移籍を決断した。ゴールを狙うところは変わらず続け、前線からハードワークをして、一番前の選手が戦う姿を選手、サポーターに見せたい」と意気込む。

 優勝に必要なものを問われた阿部選手は「泥臭さや、勝つために何でもするというくらいの気持ちが大切」と話し、「去年と今年は全く違う。今いるメンバーでできる限りのことをするだけ。皆さん、優勝目指して頑張りましょう」と呼び掛けた。

 昨シーズン終盤から引き続きチームの指揮を執るマッシモ・フィッカデンティ監督は「昨年は残り8試合でチームを率い、残留という最低限の目標をクリアできた。次のミッションは、チームをもっと上に導くこと。どんな相手でも戦える、勝てる可能性が感じられるサッカーをするチームを作っていく」と話す。

 新シーズンについては「新加入選手や復帰した相馬選手、マテウス選手ら、アグレッシブで前からガンガンいける攻撃的なプレーができる選手が増えた。こちらが試合を支配する、アグレッシブさが見ている人に伝わるサッカーをしたい。名古屋にはそのDNAがあるはずなので、もう一度しっかりと見つめ直して、長く勝ち続けられる基盤を作っていきたい」と話した。

 最後は所属する全選手(相馬選手、ネット選手以外)が新ユニホーム姿で登壇。前田直輝選手、長谷川アーリアジャスール選手、太田宏介選手、千葉和彦選手らがオフのエピソードや新シーズンへの思いを語った。丸山祐市選手が「今年こそタイトルを取るためにマッシモ監督のもと、チーム一丸となって戦っていく。ファミリーの皆さんも一緒に戦ってください」と呼び掛けると、客席から選手たちに大きな拍手が送られた。

 2020シーズンの名古屋グランパスは、2月22日のベガルタ仙台戦(ユアテックスタジアム仙台)で開幕を迎える。ホーム開幕戦は2月29日の湘南ベルマーレ戦(豊田スタジアム)。

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