映像とダンスが融合するライブパフォーマンス「ON VIEW Panorama」が2月7日~9日、愛知県芸術劇場(名古屋市東区東桜1)小ホールで上演される。
映像とダンスが融合するライブパフォーマンス「ON VIEW」
「ON VIEW」は、映像を通してダンサーと観客の境界線を探求しながらショートフィルム、インスタレーション展示、ライブパフォーマンスの製作を行うダンスプロジェクト。2013年にオーストラリアで企画がスタートし、「オーストラリア・ダンス・アワード」「香港ダンスアワード」を受賞するなどの高い評価を得ている。
今回の作品は日本、オーストラリア、香港の共同製作による世界初演の「ON VIEW」最終章。さまざまな国際映画祭で作品上映の実績を持つ振付家・映像作家のスー・ヒーリーさんが指揮を執り、ダンス・アーティストのポートレートをテーマに、名古屋学芸大学映像メディア学科の特別チームと連携して、3つの異なる形式の作品製作に臨む。
「ショートフィルム」は、「ダンスハウス黄金4422」(中村区長戸井町4)代表で舞踏家・振付家の浅井信好さんら5人のダンサーが白鳥公園、名古屋市市政資料館など名古屋市内の各所で撮影した映像作品。1月よりインターネットで公開している。
「インスタレーション展示」は、これまで各国で製作してきたショートフィルムを再構築し、映像を空間に投影する作品展示。動物とのコラボレーション、視線、浮かび上がるシルエットなど、ダンスを魅せる可能性に挑戦し、大型のスクリーンにさまざまなダンサーの動きを投影する。2月5日~16日、愛知芸術文化センター地下2階アートスペースXで上映(10日は休館)。入場無料。
小ホールで行う「ライブパフォーマンス」は、映像に投影されたダンサーと、舞台上のダンサーをミックスして表現の可能性を探る舞台公演。日本、香港、オーストラリアのダンサー6人が出演し、国境を越えたパフォーマンスを披露する。
開演は7日=19時、8日・9日=14時。料金は一般=5,000円、U25=3,000円(年齢確認あり、要証明書)、4歳以下は入場不可。