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愛知県芸術劇場で勅使川原三郎芸術監督の就任記念シリーズ第1弾

愛知県芸術劇場で勅使川原三郎芸術監督の就任記念シリーズ。第1弾は「白痴」を上演

愛知県芸術劇場で勅使川原三郎芸術監督の就任記念シリーズ。第1弾は「白痴」を上演

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 ダンス公演「勅使川原三郎芸術監督就任記念シリーズ『白痴』」が7月17日~19日、愛知県芸術劇場(名古屋市東区東桜1)小ホールで上演される。ダンサー・振付家・演出家の勅使川原三郎さんは4月1日に同劇場芸術監督に就任。本年度は芸術監督就任を記念するシリーズとして7月に「白痴」、12月に「調べ―笙とダンスによる」、2021年2月に新作ダンス公演を開催する。

「勅使川原三郎ドローイング展『見知らぬ国』」も開催

 芸術監督としての初公演は、ロシアを代表する作家ドストエフスキーの代表作「白痴」を下敷きにしたデュオ・ダンス。同作は、2016(平成28)年に勅使川原さんが拠点とする東京「カラス・アパラタス」で発表。2018(平成30)年にフランス、イタリア、翌年にはイギリス、ロシアなど、国内外で上演を重ねてきた代表作の一つ。パリ公演では、地元の新聞「ル・モンド紙」の「2018年ダンス公演ベスト5」に選ばれるなど高い評価を得た。

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 出演は、勅使川原三郎さんと佐東利穂子さん。佐東さんは1996(平成8)年にダンスカンパニー「KARAS」に所属して以降、勅使川原さんが振り付けした全てのグループ作品に出演。勅使川原さんとのデュエットやソロ作品で活躍するほか、近年は振付家としても表現の幅を広げている。勅使川原さんが「白痴」と呼ばれる主人公ムイシュキン公爵を、佐東さんが絶世の美女ナスターシャを踊り、人間の奥底に潜む愛や葛藤、欲望など深い精神世界を描く。

 勅使川原さんは「世界的名著ドストエフスキー原作のダンス作品『白痴』。終わりなきワルツのダンス。孤立した男ムイシュキンの内深くに女ナスターシャが射す光。内面の激しさと静けさの葛藤に揺れ震える生。魂は冬の凍(い)てついた大地にのぼる一筋の煙となる」とメッセージを発表した。

 関連企画として、愛知芸術文化センター地下2階アートスペースXで7月14日~19日、「勅使川原三郎ドローイング展『見知らぬ国』」を開催。勅使川原さんのダンスのように自由な曲線で描かれたドローイング作品の最新作を中心に展示する。入場無料。

 開演は17日=19時、18日・19日=16時。料金は一般=3,000円、U25=1,000円。U25は公演日に25歳以下の人が対象(要証明書)。未就学児入場不可。

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