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上前津駅近くにパン食生活の店「ブリコ ターブル」 総菜パンやデリ、シチューなど

「パン食生活 ブリコ ターブル」店内にてオーナーの田中道行さん

「パン食生活 ブリコ ターブル」店内にてオーナーの田中道行さん

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 総菜パンやスープ、デリなどを販売する店「パン食生活 ブリコ ターブル」(名古屋市中区上前津1)がオープンして約1カ月半がたった。オープンは2020年11月30日。

オープンサンドなど総菜パンが並ぶ

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 大須商店街から南に進んだ、地下鉄上前津駅近くに構える同店。店舗面積は約17坪。同商店街の古民家カフェ「珈琲ぶりこ」やハンバーグ店「ばーぐ屋ぶりこ」を展開する「ブリコラージュ」(中区大須3)の新業態。

 同店オーナーの田中道行さんによると、「もともとパン屋を開きたいという思いがあった。コロナをきっかけに今までと同じようにカフェなど飲食店だけをやっているのではいけないと考え、準備を進めてきた」と振り返る。

 パンなどの食べ物の販売のほか、昨今増加している「パン食」に対し、パンをよりおいしく食べるためのメニューや、合わせ方の提案のほか、今後はパンナイフ、カッティングボード、食器などのアイテムの提案もしていくという。「パン食生活においてテーブル、食卓全体に関わることを提案する店」というコンセプトで店名に「ターブル」と付けた。

 かいわいは住宅地で店舗も少なく、コンビニも近くにはない。「姉妹店もあり地の利がある場所。この辺りに生活必需品を扱う店があってもいいのでは」という考えでこのエリアを選んだ。

 パンは総菜パンがメインで約30種類が並ぶ。ショーケースに陳列された実物や食品サンプルから希望の商品を伝え購入するシステム。タルタルソースをひいたパンにサーモンを載せたオープンサンド「タスマニアサーモン&アボカド」(480円)、めんたいこを入れた自家製ホイップバターをサンドした「明太子バター&クリームポテト」(330円)は「バターを楽しんでほしい」(田中さん)、ナッツやドライフルーツを入れた「豊潤な香り」というパテをサンドした「パテ・ド・カンパーニュ 田舎風パテ」(350円)など。パテやソーセージ、ハム、ローストビーフなど具材は自家製。

 全粒粉、ライ麦粉を使う「風味豊か」という「カンパーニュ」(1本=800円、ハーフ=420円)、フランスパンの生地で作る「外はパリパリの食感」の「山食パン」(同=680円、同=350円)も販売する。

 デリは「自家製コンビーフ(70グラム)」「牛すじデミグラス煮込み」(以上700円)、「無水ドライカレー」(600円)、「本日のキッシュ」(480円)なども。

 近隣住人や働く人のランチ利用のほか、カンパーニュだけ買っていく年配の方など、幅広い客層が利用しているという。

 営業時間は10時~17時。木曜定休。

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