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「大須ういろ」の生ういろブランドが6種の雑穀使う新商品 食感・味の個性活かす

6種類の雑穀を使う「創の初・雑穀」

6種類の雑穀を使う「創の初・雑穀」

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 松坂屋名古屋店(名古屋市中区栄3)地下1階にある「大須ういろ」の生ういろブランド「初(うい)」の直営店が8月26日、雑穀を使った新商品の販売を始める。

(左から)あわ米、大麦、はと麦、キヌア、赤米、黒米の個性活かす「創の初・雑穀」

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 「初」は、「工場で蒸し立てのういろを本来の姿で届けたい」という思いで企画したという2020年12月に誕生した新ブランドで、米粉にこだわった消費期限1日のグルテンフリーの生ういろ。通年販売の「基(もと)の初」、季節の素材を使う「折々の初」、暦の出来事に合わせた「暦の初」、奥深いういろの世界を提案するという「創(さう)の初」を展開している。

 今回、販売するのは「創の初・雑穀」。大須ういろ製造部係長で「初」開発担当の梶亜津紗さんは「ういろの主な材料の米粉を雑穀の粉に置き換えて作ったら面白いのでは」と思ったことがきっかけだというが、雑穀の粉に置き換えるともっちりとした食感を作り出せないため、丸ごと雑穀を入れてみようということになったと説明する。「たくさんの雑穀を食べてみてそれぞれの個性的なおいしさや食感の違いを改めて発見。個性を生かした雑穀そのもののおいしさを再認識できる商品を作ろうと開発を進めた」とも。

 同商品は、あわ米、大麦、はと麦、キヌア、赤米、黒米の6種類。梶さんは「あわ米はクセのない優しい味わい。キヌアはプチプチとした食感と個性的な風味。大麦は、香ばしさがありシャキシャキとした感じに近い食感で、スーパー大麦を使用しているため栄養価も高い。はと麦は独特の優しい甘さ。古代米の黒米と赤米はもちもちとした食感で、黒米は少しクセのある甘さと、きれいな紫色が特徴」と話す。

 価格は1箱(6種類入り)=1,890円。「初」オンラインショップでは、冷凍状態で販売する(賞味期限は冷凍で2週間、解凍後1日)。

 営業時間は10時~20時。

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