名古屋の声優が出演するアニメ上映企画「ナゴヤ現代活弁 アニレコライブ」が11月23日・27日・28日、大須シネマ(名古屋市中区大須3)で開催される。
アニレコライブは無声にしたアニメ映画に声優が活弁士のように生アフレコをする上映イベント。映画館の新しい活用方法を企画するプロジェクト「名古屋ジッダ」が主催し、アニメーション作家が自主制作映画を発表する場、地元声優の新しい活躍の場の創設を目指している。
今回、アフレコを行うのは、名古屋を拠点にする芸能プロダクション「TYK Promotion」に所属する声優・タレントで、通称「ボイスエンターテイナー」のメンバー。東海エリアのスタッフ中心で制作され、中京テレビ・日本テレビ・BS日テレなどで放送・配信中のテレビアニメ「シキザクラ」に出演している。同アニメには東海圏のさまざまな場所が登場している。
アフレコする作品は「ERASER WARS」「MIDNIGHT ERASER WARS Spin off」の2作品。監督は三重県出身のAKIRAさん。「ERASER WARS」は12才の少年が監督をしたアニメ映画として「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」で上映され、注目を浴びた。翌年の同映画祭では、続編「MIDNIGHT~」が上映された。
名古屋ジッダの杉山薫さんは「シキザクラで注目されている声優さんたちが目の前でアフレコを行うのを見られる企画。作品監督も三重県の方で、アニレコライブも東海圏推し。多くの方に見てもらいたい」と話す。
いずれも開始時間は、13時、15時。料金は2,800円。