立ち飲み店などで飲食を楽しみながら、作家の作品展示・販売ブースを巡るイベント「酒と器とあなたに出逢(であ)う」が11月26日・27日、地下鉄伏見駅直結の「伏見地下街」(名古屋市中区錦2)で開催される。
陶芸をはじめ、木工やイラストなどの作家31組が地下街通路に出店する。地下街の一部店舗では、飲食や買い物1,000円につき300円分のチケットを配布。チケットは作家ブースでの対象作品の購入に使用できる。
飲食店では通常メニューのほか、串カツやおでんなど店外で食べられるテイクアウトメニューも用意。作家も酒を飲みながら出店できる。実行委員会の野村晃子さんは「私自身、陶芸家であり、お酒好き。作家も来場者も一緒に楽しめるイベントをやってみたいと思った。お酒によって心の距離が縮まると、作品を買ってくれる人とも交流しやすい」と話す。
同イベントは今年で4回目、3年ぶりの開催。野村さんは「まだまだ新型コロナに対して気を抜けない状況ではあるものの、少しでも飲食店の皆さんの力になれたらと、開催を決めた。感染防止対策に気を配りながらイベントを成功させたい。今年は地下街関係者の協力で、ライブペインティング、コスプレパレードやサンバパレードなどの企画も予定しているので、お酒好きや器好きでなくても気軽に来てもらえたら」と呼びかける。
開催時間は14時~21時。飲食店の営業時間は店によって異なる。