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「名古屋ビール園 浩養園」にクラフトビールの店 ビールに合わせた料理も開発

「名古屋ビール園 浩養園」で造られるクラフトビール3種を笑顔で紹介する「CRAFT BEER KOYOEN BREWERY」店長の黒羽康介さん

「名古屋ビール園 浩養園」で造られるクラフトビール3種を笑顔で紹介する「CRAFT BEER KOYOEN BREWERY」店長の黒羽康介さん

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 サッポロライオンが手がける「名古屋ビール園 浩養園(こうようえん)」(名古屋市千種区千種2)1階に1月12日、「CRAFT BEER KOYOEN BREWERY(クラフトビヤ コウヨウエン ブルワリー)」がオープンした。

名古屋市内3店舗のみで提供する「浩養園」のクラフトビール

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 「名古屋ビール園 浩養園」にある醸造所のみで造られるクラフトビールが目玉の同店。「クラフトビヤ コウヨウエン」は現在、名駅の「KITTE名古屋店」と栄の「ブロッサ久屋大通店」で展開し、3店舗目の同店は、醸造所のある店舗として店名に「ブルワリー」を加えた。クラフトビールを仕込む釜を見ながらビールを楽しむことができる。

 クラフトビールは3種類。「浩養園ゴールデンエール」は、「日本人の味覚に合うすっきりとした飲みやすさを追求した、フルーティーな香りと爽快な飲み心地。特殊なホップを使うことで白ワインのような香りがする」(店長の黒羽康介さん)という。「浩養園ヴァイツェン」は、「小麦麦芽を50%以上使ったビール。バナナに近いようなフルーティーな香りで、ろ過を抑えて酵母を残した、濁りのあるタイプ。お代わりされるお客さまが最も多い」という。「浩養園インディア・ペールラガー」は、「苦みと香りが強い『インディア・ペールエール(IPA)』をラガーにすることで飲みやすくしたもの。ホップ由来のかんきつ系の香りが特徴的でゴクゴク飲める」。価格は約400ミリリットル前後=各869円。

 グラスはビールの特徴に合わせ、「ゴールデンエール」は香りを閉じ込める口がすぼんだタイプ、「ヴァイツェン」は濁りがよく見えるストレートタイプ、「インディア・ペールラガー」は香りを楽しめるように、鼻も口もグラスに収まる口が開いたタイプを使う。

 1杯約260ミリリットルのミニブーツグラスでクラフトビール3種類を飲み比べできる「極みgoldセット」(1,683円)も用意。そのほか、「ヱビスビール」と「ヱビス プレミアムブラック」のハーフ&ハーフ「ヱビス&ヱビス」などヱビスビール4種類や、「サッポロ生ビール黒ラベル」、期間限定の「ゲストビール」1種類で、常時9種類のビールを提供する。

 ビールに合う料理も開発。400グラムのボリュームのある「KOYOENのド~ン!テキ」(2,178円)、ピリ辛で酸味のあるソースの「バッファローバックリブ」(グランデサイズ、4,378円)、「KOYOENパテドカンパーニュ」(715円)、ハーブとガーリックが香る「トスカーナ風フライドポテト」(880円)など。「ビールが飲めなくても体感してほしい」という思いで開発したクラフトビールを使った料理は、「インディア・ペールラガー」で自家製パテを煮込んだ「ペールラガー・カルボナード」(1,628円)、「ヴァイツェン」で蒸した「ムール貝のヴァイツェン蒸し」(990円)、「ゴールデンエール」を煮詰めたソースを使う「鴨肉のロースト ゴールデンエールソース」(1,188円)の3種類。

 黒羽さんは「ビールを楽しんでほしい。40~50年のなじみで浩養園にご来店いただいているお客さまもいるが、魅力の一つであるクラフトビールを主体にした新しくなった店にも来てほしい」と呼びかける。

 営業時間は月~金=11時30分~15時、17時~22時、土日祝=11時30分~22時。

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