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大須商店街に「ラーメンとお酒」の店 「お酒のお供に、締めに」

「ラーメンとお酒 yonaki」店長の宮田健一さん

「ラーメンとお酒 yonaki」店長の宮田健一さん

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 大須商店街の万松寺通と東仁王門通をつなぐ細い路地に5月8日、「ラーメンとお酒 yonaki」(名古屋市中区大須3)がオープンした。

看板メニューの「麹味噌(こうじみそ)ラーメン」

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 店長の宮田健一さんは、自身が経営する上前津駅近くのバー「ライフサイズ」(中区)で、客から「締めのラーメンを作ってほしい」と要望を受けたのをきっかけに「お酒に合うラーメン作り」に取り組み始めた。その後キッチンカーを取得し、ラーメンとビールなどのアルコールドリンクの販売をしてきた。宮田さんは「いろいろな場所に出店できるのがキッチンカーの良さ」と話す一方で、「季節や天候に左右されることが悩みの種だった」と振り返る。

 ゆくゆくは落ち着いて飲食できる店舗を構えたいと考えていた宮田さんは、自身の出身地である大須は深夜にラーメンを食べられる場所が少ないと感じていたことから、大須での実店舗オープンを決めた。

 店舗面積は約9.5坪。席数はカウンター=6席、テーブル=3卓6席。内装は知人たちと協力して手作りで仕上げたという。

 ラーメンは、米こうじみそと八丁みそを組み合わせた「麹味噌(こうじみそ)ラーメン」(850円)、バターをトッピングした「麹味噌バターラーメン」(950円)、「たまり醤油(しょうゆ)ラーメン」(800円)などを提供。100円引きで半ラーメンにできる。つまみ(350円~)や、チャーハン(700円)など飯物のメニューも用意する。

 瓶ビール(600円~)は10種類以上をそろえ、名古屋でビール造りに取り組む「ワイマーケットブルーイング」のクラフトビール(800円~)やハイボール(500円~)、ジュースや炭酸水などのソフトドリンク(各400円)やノンアルコールビール(550円)なども用意する。

 宮田さんは「ビールのお供にラーメンを頼んだり、つまみとお酒を楽しんでから締めで半ラーメンを頼んだりと、思い思いに味わってもらえていると感じる」と話す。「オープン直後でオペレーションが整い切っていないものの、楽しい気持ちでいっぱい。改善を重ねながら、お客さまにゆるりと過ごせる時間を提供していきたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は17時~翌1時。しばらくは無休で営業し、「リズムをつかめたら定休日を決める予定」という。

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