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栄で「外国人コミュニティーフェア」-各国の民族舞踊や衣装を披露

17日・18日にスターバックス 栄チェリープラザ店で開催された「多文化ライブ2012」の様子。左=Vivian Shigueokaさん、右=ILTON EIJI KONDOさん

17日・18日にスターバックス 栄チェリープラザ店で開催された「多文化ライブ2012」の様子。左=Vivian Shigueokaさん、右=ILTON EIJI KONDOさん

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 ナディアパーク(名古屋市中区栄3)2階アトリウムで2月26日、愛知に暮らす外国人県民と日本人県民との交流イベント「外国人コミュニティーフェア 2012」が開催される。主催は愛知県、運営はNPO法人「多文化共生リソースセンター東海」。

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 4回目となる同イベントは、「~人とつながる 地域(世界・せかい)が広がる~」をテーマに、日本人県民と外国人県民の相互理解や外国人県民の社会活動への参画を目的に開催している。当日は、県内で活躍する外国人市民活動グループ8団体がブースを出展し、ブラジルやペルー、中国、フィリピンなどの伝統舞踊の披露や民族衣装の試着、各国の文化紹介を行う。

 同イベントのPR告知ライブとして今月17日・18日、地元ミュージシャンによる「多文化ライブ2012」がスターバックス 栄チェリープラザ店で開催された。出演者は、ERIKOさん(名古屋市出身)、SHIHOさん(岐阜県出身)、Kouji Satoさん(知立市出身)、Vivian Shigueokaさん(ブラジル出身)、ILTON EIJI KONDOさん(ブラジル出身) 、Evelyn Zaicoさん (ペルー出身)、Julio Zaicoさん (ペルー出身)で、国籍も多彩。ラテンジャズやボサノバなど出演者の母国音楽を演奏し、美しい歌声や演奏で聴衆を魅了した。名古屋で唯一の女性ラテンバンド「Son GIESIKA」Eriko Y Shihoさんがの日本の楽曲「上を向いて歩こう」のスペイン語バージョンを演奏すると、会場は一時、熱いラテンモードになった。

 ライブについて、17日のトップバッターで登場したKouji Sato(サトウ コウジ)さんは「今回、多文化共生の支援をするイベントに参加できてうれしい」とコメント。また、Vivian Shigueokaさんも「今後もボサノバなどの音楽を通じて、日本の方たちにもっとブラジルの文化のことを伝えていきたい」と期待を込めた。同店ストアマネジャーの鈴木さんも「地域に密着したライブ。今回のような国際色豊かなアーティストのライブを、今後も開いていきたい」と話し、次のイベントの足掛かりとなった。

 開催時間は11時~17時30分。入場無料。雑貨販売やお菓子のサンプリング、民族衣装を着ての記念撮影なども予定する。

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