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伊藤若冲「鳥獣花木図屏風」をあしらった純金カレンダー、6千万円で販売

6,000万の「鳥獣花木図屏風」純金ビッグカレンダー

6,000万の「鳥獣花木図屏風」純金ビッグカレンダー

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 大須の貴金属ジュエリー店「GINZA TANAKA(ギンザタナカ) 名古屋店」(名古屋市中区大須4、TEL 052-262-0277)は11月28日から、伊藤若冲の代表作「鳥獣花木図屏風」を6キロの純金にあしらったビッグカレンダー(6,000万円)の展示販売を開始した。

多くの需要があるという純金5gと1gのカレンダー

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 同カレンダーは2013年に東北3県で開催される「東日本大震災復興支援 特別展『若冲が来てくれました―プライスコレクション 江戸絵画の美と生命』」とのコラボレーション企画として生まれたもので、販売利益の一部が展覧会と同様に被災した家畜をはじめとする動物のため、政府公認の動物愛護団体へ寄付される。

 毎年純金製のビッグカレンダーを発表している同社が今年、伊藤若冲の代表作をカレンダーの図柄として選んだことについて、同店の松浦佑亮副店長は「ギンザタナカは全国5カ所に店があるが、その中の一つが仙台にあることから、復興支援になる同展の趣旨に賛同しコラボ商品が生まれた」と話す。

 純金にプリントされた図柄にいて、松浦さんは「金色のベースにプリントするため、オリジナルの色味の表現は本当に難しかったようだ」と話す。「まず純金を、圧をかけて延ばす『圧延技術』を用いて、なるべくフラットにし、そこにむらが生まれないようにプリントをのせていく。純金には波打ったりしないように細心の注意を払いながら作業している」という。

 店頭では6キロのビッグカレンダーのほか、「鳥獣花木図屏風」の図柄が描かれた純金5グラムを使ったカレンダー(4万3,000円)と1グラムのカレンダー(1万1,000円)、金箔はがき、金箔しおり(以上1,500円)も販売している。

 営業時間は10時~18時。純金ビッグカレンダーの展示は12月3日まで。

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