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名古屋おもてなし武将隊が舞台制作発表-新生武将隊として初舞台

舞台イベント「絆 2013」を上演する名古屋おもてなし武将隊

舞台イベント「絆 2013」を上演する名古屋おもてなし武将隊

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名古屋おもてなし武将隊が2013年3月21日~26日、テレピアホール(名古屋市東区東桜1)で舞台イベント「絆 2013」を開催する。12月11日、同ホールで武将隊10人が制作発表を行った。

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 「名古屋おもてなし武将隊」は名古屋の観光PR活動を目的に、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、加藤清正、前田利家、前田慶次の6武将と、4人の陣笠(がさ)隊で2009年に結成されたユニット。名古屋城内で「おもてなし」と呼ばれる観光案内や写真撮影、演武などを行っている。名古屋城以外でも多くのイベントに出演。名古屋の魅力を伝えるため、国内外でPR活動を行っている。

「絆」はオリジナルストーリーによる舞台や座長武将によるスペシャルイベント、トークによるステージ。武将隊結成以来、テレピアホールで3度開催し、累計で1万2000人を超える来場者を集めている人気企画だ。

「絆 2013」は6日間で昼夜全12公演を開く。毎日15時に始まる「昼の陣」は「絆スペシャルイベント」。名古屋城で見せている数々の演武を「絆バージョン」として披露する。イベントでは武将にまつわる文化や観光に関するクイズやトークなど、日替わりの座長が趣向を凝らした内容で来場者を楽しませる。19時からの「夜の陣」は舞台「絆~永劫の誓い~」とプレミアトークの2部構成。1部の舞台は前田利家を主人公としたオリジナルストーリー。「傾奇者(かぶきもの)」と呼ばれた若き日の利家が、激動の時代を駆け抜けながら仲間や家族と支え合い、君主と出会い成長していく姿を描く。現在、名古屋城で出会える名武将・利家とは違った若き侍の悩みや苦しみ、喜びや悲しみを、史実に基づいた魅力的な活劇に作り上げているという。2部のプレミアトークは、日替わり座長が司会となり、武将隊の今までの軌跡をたどるトークコーナー。11月から新たに加わった太鼓による演武「掛太鼓」を披露する。

会見場に現れた武将隊は、記者たちと抽選で招待されたファン20人の前で名乗りを上げ、鮮やかな演武を見せた。10人でポーズを決めた後、席につき、それぞれに舞台に向けての意気込みを語った。

今年5月にメンバーの半数が入れ替わった「新生」武将隊。武将として自身、初の舞台となる信長は「新生とあらためて言うまでもない。この10人を見れば、絆が深まっていることが分かるはず。舞台を見た若者たちが、明日から一歩踏み出そうという勇気を持てる作品にしたい」と自信を見せた。

主演の利家は「大役で正直、荷が重い。しかし、やると決まったからには、一人でも多くの方にあの時代に前田利家という人間がいたことを伝えたい。武将は偉人だと思っている人が多いが、泣き、笑い、日々を過ごした皆と同じ人間だった。若者たちの思いや息吹、人のつながりなどを見せたい」と舞台への思いを語った。

11月で結成3周年を迎えた名古屋おもてなし武将隊。家康は「次回の主役は私」と会場を笑わせながら「本気で武将隊を名古屋の文化にしたい。そのために、この舞台は大切。多くの方にテレピアホールに集まってもらいたい」と来場を呼び掛けた。

料金は昼の陣700円(自由席、3歳児以下は席が必要な場合は有料)、夜の陣4,300円(指定席、未就学児入場不可)。チケットの一般発売は12月16日から。

チケットに関する問い合わせは「名古屋おもてなし武将隊 絆 公演事務局」(TEL 052-937-5400)、公演に関する問い合わせは東海テレビ放送事業部(TEL 052-954-1107)まで。

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