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名古屋テレビ塔で春のプロジェクションマッピング 庭園や特設展示も

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名古屋テレビ塔で開催されている「SAKURA TOWER by NAKED」。写真は特設会場

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 名古屋テレビ塔(名古屋市中区栄錦3)で3月26日から、プロダクションマッピングなどを使ったイベント「SAKURA TOWER(サクラタワー)by NAKED」が始まった。

桜をテーマにした夜景とプロジェクションマッピングのコラボ

 テレビ塔の展望台「スカイデッキ」「スカイバルコニー」と特設会場で行われている同企画。昨年の夏と冬に開催された「CITY LIGHT FANTASIA by NAKED」では、クリエーティブチーム「NAKED(ネイキッド)」がプロジェクションマッピングと夜景のコラボレーションでスカイデッキを演出。159日間で7万7000人の来場者が訪れた。今回は同チームが桜をモチーフに施設全体を演出した。

 スカイデッキは昨年に続き、プロダクションマッピングと夜景のコラボ。天井や柱、窓ガラスに桜の映像を投影し、桜の木々の間から夜景を見下ろすような空間を作り上げた。屋外のスカイバルコニーには華道家・綾小路五山さんの監修で地上約100メートルの天空の庭園を制作。4月・5月には綾小路さんの茶会を実施する。特設会場では天井からこぼれ落ちるように下がる満開の桜を演出した空間にバーカウンターを設置。花のフレグランスが香る中、ドリンクとフードを楽しむことができる。

 25日のレセプションで名古屋テレビ塔・大澤和宏社長は「今、名古屋は名駅に情報と人の流れが集中し始めているが、栄や他の地域も活性化させていかねばならない。今年度も名古屋の文化や歴史にこだわったさまざまな事業を行い、市内各地の施設と連携して情報発信をしていきたい。桜は日本人にとって他の花とは違う価値観がある。人々桜が一気に咲くムードの中に酔いしれるが、10日ほどで見ごろが終わってしまう。今回のイベントは桜のムードを再現して、65日間にわたって体験してもらおうという企画。ぜひテレビ塔を訪れ、満開の桜をゆっくりと楽しんでいただけたら」と呼び掛けた。

 ネイキッド・村松亮太郎代表は「僕たちのやっていることは単なる空間演出ではなく、『シーン』を作ること。そこに世界を作り出し、物語を見せることができなければ、プロジェクションマッピングはただの光。感動が起こるとしたら、光に込められた意味に感動している。テレビ塔も物質的にはただの鉄骨。意味性、物語性がどれだけ宿っているかが大切。今回は観客がやわらかな時間、空間を桜とともに過ごしている感覚になれるよう考えた」と話す。

 レセプションでは年間計画も発表。1年間を通じてプロジェクションマッピングなどにより、施設全体を空間演出していく。モデルダンスユニット「NAGOYA COLOR(ナゴヤカラー)」の「名古屋テレビ塔応援ユニット」への就任も発表された。

 村松さんは「昨年から続けてきて、名古屋という街にどんどん愛着が湧いている。1年という長い期間を通して携われることは、すごくうれしい。季節に合わせてテレビ塔に物語性を考え、観客を介在することで生まれるシーン、情景を作り出したい。訪れた人に忘れられないシーンになるような体験を演出していきたい」と意気込む。

 開催時間は、3月26日~4月10日=10時~18時、18時30分~22時、4月11日~5月29日=10時~18時30分、19時~22時。入場料は、大人(高校生以上)=昼の部900円、夜の部1,300円、子ども(小中学生)=昼の部400円、夜の部600円。5月29日まで。

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