365本で日本を読む半世紀コピー展「コピージアム」-宣伝会議

NHK名古屋放送センタービル1階での『コピージアム』展示の様子

NHK名古屋放送センタービル1階での『コピージアム』展示の様子

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 宣伝会議中部本部(名古屋市東区東桜1、TEL 052-952-0311)は2月8日から、NHK名古屋放送センタービル1階のスペースを利用し、過去50年のコピー365本を展示する「365本で日本を読む半世紀コピー展『コピージアム』」を開催している。

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 同展は、同社が主催する「コピーライター育成講座」の50周年を記念して開催されており、1月に東京ミッドタウンで開催された展示では、1日の最高来場者数約1400人を記録した。

 会場では1950年代から現在まで、年代ごとにわけられた「名作」コピーをパネルにして展示。テレビモニターも設置し、「殿堂入りした」テレビCMも放映している。

 作品は、60年代に制作された、資生堂化粧品のポスターに使用されたコピー「太陽に愛されよう」や、90年代の「hungry?」「反省だけならサルでもできる」など懐かしく感じられるものから、現在も記憶に新しい「予想外」「中性脂肪に告ぐ」「生年月日を捨てましょう。」まで幅広く、コピーからその時々の時代を感じ取ることができる。

 パネルの下には年代ごとの社会の動向を記した年表も設置されているため、「時代を映し出す」と言われる各コピーが生まれた時代背景を、同時に確認することができる。

 1957年に開講した「宣伝会議コピーライター養成講座(CAC)」は、日本初の広告クリエーティブの教育機関で、この50年間で700人以上の講師を迎え、糸井重里さん、宮本輝さん、佐野元春さんなども含む4万人以上の修了生を排出している。

 2月13日まで。

宣伝会議

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