北陸で人気のカレー店「チャンカレ」、東海地区FC初出店

ガラスで仕切られた開放的なキッチンが印象的な「チャンピオンカレー 名古屋栄店」店内

ガラスで仕切られた開放的なキッチンが印象的な「チャンピオンカレー 名古屋栄店」店内

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 愛知県を中心に飲食店の内装デザインなどを手がける「巧都VOICE(タクトボイス)」(名古屋市千種区)は2月20日、北陸地方で人気のカレー店「チャンピオンカレー」のFC(フランチャイズ)東海エリア1号店となる「チャンピオンカレー 名古屋栄店」(中区栄3、TEL 052-265-3400)をオープンした。

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 「チャンピオンカレー」は、1961年(昭和36年)に金沢市高岡町にオープンした「洋食タナカ」から始まる。当時のメニューにあった、カレーの上にトンカツをのせた「カツカレー」が人気を呼び、現在のチャンピオンカレーの原型となった。その後、「カレーのチャンピオン」に名称を変更し、現在は福井、石川、富山の北陸3県で27店舗を展開している。

 同店のカレーは、ライスの上に40種類のスパイスが調合されたスパイシーなカレーがしっかりと盛りつけられ、「高品質の三元豚のロース肉」を使用したカツがトッピングされている。「ボリュームのあるカレーの口直しに」とキャベツの千切りがそえられているのも特徴。創業当時から変わらないという味は、「一度食べたらやみつきになる」と、県外からの来店客も多いという。

 店舗面積は約23坪で、全席カウンター席の店内には26席を設ける。これまで、北陸3県以外でのFC展開を行ってこなかった「チャンピオンカレー」が、愛知県にFC店を展開することになった背景には、昨年、食品の衛生管理方式「HACCP」に認定された新工場が稼働を開始したことにある。工場から一括して各店舗に商品を供給できるセントラルキッチン方式を導入し、安定した味と供給が可能になったという。

 主なメニューは、カツカレー(650円)、Lカツカレー(750円/11時~15時=650円)、エビフライカレー(750円)、コロッケカレー(650円)など。テイクアウトも可能。来店客は入り口で食券を購入し入店するシステム。

 「巧都VOICE」がFC経営に名乗りを上げたことについて、同社・開発担当の伊藤さんは「飲食店をデザインする中で、依頼者の立場になって考える必要があり、実際にエンドユーザーの方と接することができる実の店舗を運営したいと思っていた」とし、「同時に、当社社長が金沢出身で、小さいころから慣れ親しんできたチャンピオンカレーを運営することで、金沢と名古屋との架け橋としても機能したいと考えたていた」ことが背景にあるという。

 「年内には名古屋市内であと2店舗ほど出店を計画している。愛知県でも『チャンカレ』の愛称で多くの人に親しまれるようになれば」(同)と意気込みをみせる。

 営業時間は11時~22時。

チャンピオンカレー

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