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西川流「名古屋をどり」が公演中止を発表 休会は昭和36年以来2度目

昨年8月に御園座で開催された「第72回西川流名古屋をどり」。撮影:杉原一馬

昨年8月に御園座で開催された「第72回西川流名古屋をどり」。撮影:杉原一馬

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 日本舞踊「西川流」が5月15日、「御園座」(名古屋市中区栄1)で9月3日~6日に予定していた「第73回西川流名古屋をどり」の公演中止を発表した。

 名古屋をどりは、西川流が毎秋に開催してきた日本舞踊の舞台。昨年は8月に第72回公演が開催された。今年は9月に御園座で上演予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大や外出自粛の状況を踏まえ、公演中止を決定した。

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 西川流では現在、稽古場を閉館中。6月からの再開を準備しているが、名古屋をどりは多くの観客が集まり、出演者、スタッフの人数も多く、子どもから高齢者まで幅広い参加があるため、安全が完全に確保されてからの開催が望ましいという今回の決定に至った。

 名古屋をどりは第二次世界大戦が終戦した1945(昭和20)年9月に、伏見の「宝塚劇場」で第1回を開催した。第2回の開催は1948(昭和23)年の御園座再建を待つために2年間空いたが、その後は毎年開催。中止になるのは、1961(昭和36)年に御園座焼失のために休会して以来、2度目となる。

 西川千雅家元は「名古屋をどり第1回は戦争中の西川流慰問隊が中心となって出演し、戦後復興のための公演として、当時の愛知県知事からの要請で行われた。次回の名古屋をどりは、この国難からの復興として人々に希望を与える公演になるよう、出演者、スタッフ一同努力して参りますので、ご支援のほどお願い申し上げます」とコメントを発表した。

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