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愛知県芸術劇場「第20回AAF戯曲賞」決定 大賞は2022年度以降に上演

「第20回AAF戯曲賞」公開最終審査会の様子

「第20回AAF戯曲賞」公開最終審査会の様子

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 愛知県芸術劇場が主催する「第20回AAF戯曲賞」の最終審査が1月10日、愛知芸術文化センター(名古屋市東区東桜1)で行われ、羽鳥ヨダ嘉郎さんの戯曲「リンチ(戯曲)」が大賞に決定した。特別賞にはモスクワカヌさんの戯曲「It's not a bad thing that people around the world fall into a crevasse.」が選ばれた。

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 AAF戯曲賞は同劇場での上演を前提に2000(平成12)年に開始。作家と演出家・作品と観客が出会い、価値観を創出することを目指し、戯曲の審査と受賞作品の上演を行っている。2015(平成27)年からは「戯曲とは何か」というテーマを設け、演劇の可能性に挑戦し続けている。

 第20回は国内外から117作品の応募があり、1次・2次選考を経た5作品がノミネート。「モモンガ・コンプレックス」主宰・白神ももこさん、「第七劇場」代表・鳴海康平さん、「指輪ホテル」芸術監督・羊屋白玉さん、「地点」代表・三浦基さん、アーティスト・やなぎみわさんの5人の審査員による公開最終審査会を開き、受賞作を決定した。

 大賞受賞作は、同劇場プロデュース公演として2022年度以降に上演予定。

 第19回は小野晃太郎さんの戯曲「ねー」が大賞を受賞。11月に同劇場小ホールで上演が決まっている。演出は俳優・声優・演出家の今井朋彦さん。

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