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東海テレビ制作の新ドラマPRで松本まりかさん 愛知ロケの思い出も披露

東海テレビ制作の新ドラマ「最高のオバハン 中島ハルコ」取材時応じた「菊池いづみ」役の松本まりかさん

東海テレビ制作の新ドラマ「最高のオバハン 中島ハルコ」取材時応じた「菊池いづみ」役の松本まりかさん

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 4月10日に放送が始まる東海テレビ(名古屋市東区東桜1)制作のドラマ「最高のオバハン 中島ハルコ」の助演の松本まりかさん同9日、同局を訪れ取材に応じた。

「最高のオバハン 中島ハルコ」ポスター前で「菊池いづみ」役の松本まりかさん

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 林真理子さん原作の作品をドラマ化。大地真央さん演じる主役の「中島ハルコ」は美容系クリニックの敏腕経営者で、生粋の名古屋人。無駄なことが大嫌いで「無駄なプライドから生まれる悩み」や「忖度まみれの理不尽な仕事の悩み」を辛辣(しんらつ)ド直球の「ハルコ」の言葉で切り倒す痛快な1話完結型の物語。松本まりかさん演じる「菊池いづみ」は弱小出版社勤務の編集者兼ライターで10年ものの不倫を抱える「ダメンズ女子」。「ハルコ」と出会い翻弄(ほんろう)されながらも女性として、人間として成長していくであろう姿を描く。

 同ドラマの見どころについて松本さんは「大地真央さん演じる『中島ハルコ』が象徴的。ハルコさんが発するせりふは本質的なところを突いていて(心に)刺さる。役を通じて自分も感じたし、視聴者の皆さんにも『最高のオバハン』にグサグサ刺されてほしい」と話した。

 役のオファーを受けた約1年前は、怪奇的でとがった役が多かったといい、「『いづみ』は真逆のイメージの役だったため、プロデューサーはどんな意図でこの役をオファーしてくださったのか、何を求めているのか戸惑った」と振り返った。プロデューサーから「松本さんの本質は、これ(いづみ)だと思う」と言われ、「なぜそれを知っている。ドキッとした」という。「役でやったことがなく、コメディーもほとんどやったことがないので不安だったが、始まってみると自由で楽。今まではアクションをする側だったが、今回はリアクションする方で楽しい経験だった」と笑顔を見せる。

 約1カ月間、愛知ロケも行われた。ロケ地は東山動植物園や大須、蒲郡クラシックホテル、幸田サーキットなど。松本さんは滞在先のホテルから見える景色や大浴場、地元の飲食店、手作りのロケ弁、ボランティア参加の地元のエキストラなどに触れ、「愛知の方々の気遣い、思いやり、愛をたくさんいただいて作れた作品。居心地がよく幸せだった」と振り返った。全体の3分の2が愛知で撮影されたという。

 第1話には東山動植物園の「イケメンゴリラ」の「シャバーニ」がゲスト出演し、「ハルコ」と「いづみ」の出会いのシーンに登場する。第2話で出てくる「みそおでん」はみそを後付けするのか、みそで煮込むのかを対立するシーンを挙げ「小さな小競り合いが、かわいらしい」と愛知文化にも触れた。「ご当地のこと、場所が出てくるので、愛知の人にとって見ていて楽しみがある作品」。

 放送は毎週土曜23時40分~。フジテレビ系列で放送する。「ハルコさんの言葉や姿勢は、自分らしく生きるヒントがある。それを受けるいづみの変化も見ていて面白いのでは」と視聴を呼び掛ける。

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