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ヒサヤオオドオリパークで「ポイポイバトラー選手権」 水鉄砲でポイの的狙う

6月に初開催した「ポイポイバトラー選手権」の様子

6月に初開催した「ポイポイバトラー選手権」の様子

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 水鉄砲で対戦する「ポイポイバトラー選手権」が8月20日、「ヒサヤオオドオリパーク」(名古屋市中区丸の内3)の「シバフヒロバ」で開催される。

「ポイポイバトラー」パッケージと装着イメージ

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 「ポイポイバトラー」は、金魚すくいなどで使う「ポイ」を活用した的を水鉄砲で撃ち合うスポーツ玩具。縁日やイベント用品、景品などを扱う卸売会社「堀商店」(西区)が企画・開発・製造する。昨年7月14日に発売し、冬にパッケージのリニューアルを行い、今夏から全国の量販店でも販売を始めた。「装備」のためのポイとゴーグル(各2個)とスペアの紙(20枚)入りで、価格は748円。スペアの紙を使い切った場合は、ティッシュペーパーで代用できる。水鉄砲は別売り。

 同社の企画室の堀新太郎さんによると、同商品は上司との「水鉄砲の遊び方」についての雑談から生まれたという。上司が「理想だ」と口にしたバラエティ番組「風雲!たけし城」のラストの「戦い」からイメージした「はちまきにポイを付けて戦う」というアイデアで企画を始めた。商品確保などの目的で連携したポイのメーカーから「祭りが少なくなり売り上げが落ちている中、新しい使い方はありがたい」という声を受け、「祭り文化やメーカーを守ることにもつながるという考えも生まれた」と堀さんは振り返る。

 同玩具を使い大人数でチーム対戦する「ポイポイバトラー選手権」は6月に初開催した。

 当日は、設けたコートの中に同時に3チーム(1チーム=3人)が入り、2分間、対戦する。ポイの紙が破れ、審判や運営スタッフからアウトの判断が下されると、コートから退場する。2分間の対戦ののち、残っている人数が多いチームが勝ちとなる。対戦は大人の部(10歳以上)、子どもの部(10歳未満)を設ける。

 水鉄砲は運営側から貸し出しもするが、持ち込みも可能。度を超えて強力な水鉄砲は運営側から使用自粛を求める場合がある。ポイを手などで隠すことや、相手の身体への接触は禁止する。

 申し込みは3人以上の1組、または、1~2人から参加できる「当日チーム結成プラン」で受け付ける。1組4人以上の申し込み、交代で出場することもできる。参加費は1組=500円、「当日チーム結成プラン」1人=200円。

 堀さんは「過去開催時には大人の方が本気になって、盛り上がった。暑い夏に水鉄砲でエキサイトしてほしい。大人の部では小学生が大人と対等に競って勝つ体験もできるはず」と期待を寄せる。

 広場内にある「FabCafe NAGOYA」店舗の一部ガラスにクリエーターの清水夏樹さんと一緒に絵を描く体験や、ポイを使うスーパーボールすくいも楽しめる。堀さんは「大会には出られないが夏の思い出を作りたいという人にも試合観戦がてら立ち寄ってほしい」と呼びかける。

 開催時間は2部制で、1部=10時~11時30分、2部=14時~15時30分。

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