言葉を大切にする愛知出身シンガーMASHさん、新栄でワンマンライブ

サカエ経済新聞の取材に答えるMASHさん

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 2月4日にセカンドミニアルバム「文字降る夜」をリリースした愛知県出身のシンガーソングライターのMASH(マッシュ)さんが3月20日、新栄のライブハウス「アポロシアター」(名古屋市中区新栄2、TEL 052-261-5308)でワンマンライブ「MASH HOUR ~文字降る夜に音楽の朝、さあ何度も始めよう~」を開く。

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 MASHさんは2007年にメジャーデビューを果たした後も、名古屋市中村区に住みながら活動を続けている。ミニアルバムのジャケットも名古屋在住のアーティスト・鷲尾友公さんが手がけるなど、名古屋からのシーンの底上げを積極的に行なっている一人。

 デビュー前はバンドで10年以上ラップを歌い続けてきたMASHさん。今回のミニアルバム制作時にメロディアスなフレーズが口を突いて出てきたことから、自身で初となる「言葉とメロディーに頼った楽曲」(MASHさん)ができあがったという。「メロディーから作った初めての楽曲だが、自分の感覚を信じて作った。日本人としての『ソウル』を歌うことができれば」と話すMASHさんの目は力強い。

 「自分の育つ街、見慣れた風景だからこそ素直な楽曲が作れると思っている」と話すMASHさんは、これからも東京に移るつもりはないという。「名古屋でのライブは安心感があり、リラックスして行なえる」(同)。

 客層は幅広く「60歳くらいの女性から花束をもらったり、50歳代の男性から褒めてもらえたり…。かと思えば、2時間の距離を自転車に乗ってライブ会場に来てくれた中学生もいたことも。自分より人生経験の豊富な方から認めてもらえるのは本当にうれしいし、同世代はもちろん、歳の離れた年下の子たちにも聴いてもらえているのは励みになる」と笑顔を見せる。

 「本を読むのが好き」と話すMASHさん。「言葉は文字を読む人が『文字に潜ろう』と思った瞬間に意味が出る。そう思ってもらえる言葉選び、発声の仕方には意識している」という。今後は「500~1,000人規模のライブハウスでワンマンライブを行なうこと。教科書に載るような楽曲を作ることを目標に活動を続けて行きたい」とも。

 開演は18時。料金は、前売り=3,000円、当日=3,500円。

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