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名古屋・栄の松坂屋美術館で「知られざるミュシャ展」-日本初公開作品も

松坂屋美術館でミュシャ展

松坂屋美術館でミュシャ展

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 松坂屋名古屋店(名古屋市中区栄3)南館7階の松坂屋美術館(TEL 052-264-3611)で9月7日から、「知られざるミュシャ展―故国モラヴィアと栄光のパリ」が開催されている。

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 装飾性豊かなポスターや版画が、今もなお多くの人に愛され続けているアルファンス・ミュシャ(1860年~1939年)。彼の転機となったのが、1894年に制作した、当時の伝説的な女優・サラ・ベルナールのポスター「ジスモンダ」だ。多くの画家がクリスマス休暇を取っていたため、ポスターを制作する人が見つからず、まだ売れない画家であったミュシャにたまたま依頼が来たという。「一夜にして、パリの街がミュシャのポスターで彩られた。そこからミュシャの人気に火が付き、一気にスターダムへとのし上がることに」と学芸員の荘加さん。流れるような髪に華やかな衣装を着飾った美しい女性、色とりどりの花や植物、ゴージャスな宝石などをちりばめられた作品は一世を風靡(ふうび)し、アール・ヌーヴォーを代表する世界的な作家となった。

 同展は、ミュシャの祖国であるチェコの個人コレクションを中心とするもので、コレクション自体が日本初公開となる。人気のきっかけとなった「ジスモンダ」をはじめとする代表的なポスターや版画をはじめ、珍しい油彩作品「エリシュカ」や超大作「スラヴ叙事詩」の習作など、水彩・デッサン・油彩類の初公開となる作品を展示。加えてミュシャが新生チェコのためにデザインした紙幣、切手、ミュシャによる興味深い写真なども並ぶ。

 「後半に展示される『スラヴ叙事詩』のような作品は、華やかなポスター作品とは異なる印象を受けるはず。知られざる…という展覧会名にあるように、今まで知られてこなかったミュシャの一面を感じてもらえれば」と荘加さん。

 開館時間は10時~19時30分(入館は閉館の30分前まで)。入館料は、一般=1,000円、高大生=800円、中学生以下無料。10月14日まで。

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