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リニューアル進む名古屋テレビ塔、免震装置の設置完了 震度6強に対応

免震装置の設置が完了した名古屋テレビ塔の脚元(地下)部分。今後、この部分には上からふたをするため見ることができなくなる

免震装置の設置が完了した名古屋テレビ塔の脚元(地下)部分。今後、この部分には上からふたをするため見ることができなくなる

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 今年の7月のリニューアルオープンに向け全体改修工事を進める「名古屋テレビ塔」(名古屋市中区錦3)は2月25日、免震装置の設置が完了したことを機に工事の進捗(しんちょく)を明らかにした。

現在の名古屋テレビ塔の様子

 免震工事に約9億円、全体では約30億円の工費をかける。リニューアル後には塔内にホテルなどを開業予定。

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 2019(平成31)年2月に工事を開始し、メイン工事の一つである免震装置の設置が今回完了。現在は仮設ストッパーで固定されているが、免震装置の調整を経て免震化が完了するといい、「免震工事完了手前の最終局面にきている」(竹中工務店の担当者)。免震処置は地上に出ている部分ではなく、地下に埋まる脚部分に装置を設置するため、テレビ塔の構造は、見た目をそのまま維持するという。

 これまで震度5強に対応してきたが、今回の免震工事で震度6強相当の地震にも対応。メディアに公開されたのは、免震装置が取り付けられた地下の脚元部分で、免震装置が揺れにより動くために必要な空洞が設けられていた。今後、空洞には上からふたをするため、一般の人は見ることができない。

 「昨年10月23日に、65年間、塔を支えてきた4本の脚を切り離したが、ようやく免震装置が付けられた」と同塔の大澤和宏社長。同工事が国土交通省の民間誘導施設等整備事業計画に認定され、これに伴い民間都市開発推進機構から出資を受けた。「8,000万円の資本金だったが、3億円を超す資本金になる。事業が安定し、新しい魅力づくりができる」と期待を込める。

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