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「シアターカフェ」が大須から白壁に移転・リニューアルへ クラウドファンディング開始

大須にあった映画鑑賞やカフェを楽しめるスペース「Theater Cafe(シアターカフェ)」が東区白壁へ移転・リニューアルオープン予定。写真は2階の上映スペースのイメージ

大須にあった映画鑑賞やカフェを楽しめるスペース「Theater Cafe(シアターカフェ)」が東区白壁へ移転・リニューアルオープン予定。写真は2階の上映スペースのイメージ

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 大須にあった映画鑑賞やカフェを楽しめるスペース「Theater Cafe(シアターカフェ)」が東区白壁への移転・リニューアルオープンに向け、クラウドファンディングを行っている。

 同店は2012年、映画館で上映されることの少ない短編映像作品やアニメーション作品を鑑賞できるスペースとして大須にオープン。約7年間の運営で、主催事業での実写作品を約570本、レンタルスペースやイベントで募集した作品を合わせると600本を超える映像作品を上映。短編アニメーションは68プログラムを開催した。関連ワークショップ、トークイベントなども展開し、観客とゲストクリエイターとの交流や映画ファン、アニメーションファンのコミュニケーションの場として親しまれてきたが、昨年2月に一旦閉店となった。

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 白壁に再オープン予定の新店舗は、2階建ての一軒家。1階はギャラリーとカフェカウンター、2階を上映スペースとして使用する。オープンは7月上旬予定。

 1階のギャラリースペースは、ピクチャーレールと自然光スポットライトを設置し、より展示に適したスペースを用意する。カフェは従来通り、ドリンクメインでメニューは刷新。カウンターで注文した類は1階の座席スペースのほか2階でも楽しめる。

 2階の上映スペースには、4K映像も投影可能な高性能プロジェクターと120インチスクリーンを導入。定員は19席。靴を脱いで入場しアカシアの無垢材の床に座って鑑賞するスタイルになるという。上映以外にも、小規模な演劇やライブ、交流会、オフ会、ゲーム大会などにもレンタルルームとして利用可能。

 同店では、機材費などの支援を求めるクラウドファンディングを、4月27日から開始。集まった資金はAV機材や椅子などの備品代として使用する。支援者には支援額に応じて、オープン前の内覧会への招待、主催上映会の上映1回無料鑑賞、展示スペースや上映スペース1日利用権などが進呈される。プロジェクトは6月26日まで。

 現在、同店ではオープン記念イベント「大開放祭」で上映する作品公募を行っている。応募作品は30分以内の作品でノンジャンル(複数作品の応募可)。国内外の映画祭での受賞作、映画館での公開作品は除く。自作品の上映時(8月予定)に来場できること(交通費自己負担)。応募された作品の中から同店スタッフが9時間分のプログラムを選出。上映時には「シアターカフェ賞」が選ばれる。応募締め切りは5月6日。

 同店の林緑子さんは「落ち着いた雰囲気でゆっくり楽しんでいただける皆の場所になれば。こじんまりしたスペースにふさわしい、個性的でおもしろい作品が集まることを期待している」と話す。

 江尻真奈美さんは「コロナ禍でミニシアターの危機もあり、 配信等が多くなり、集まる作品も変わってくるかもしれません。でもやはり皆で一緒に見ることを大事にしたいので、さまざまな方が集える、人と人、人と作品のつながりが持てる心地よい場所にしていきたい」と語った。

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