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「大須ういろ」があんの割合、種類異なる6種類の生ういろ 栄の直営店で

「創の初・あんLover」イメージ画像。左から、「こしあん16%」「こしあん31%」「つぶあん27%」「つぶあん34%」「鹿の子」「大納言」

「創の初・あんLover」イメージ画像。左から、「こしあん16%」「こしあん31%」「つぶあん27%」「つぶあん34%」「鹿の子」「大納言」

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  「あん」に焦点を当てた生ういろ「創の初(うい)・あんLover」の販売が10月17日、松坂屋名古屋店(名古屋市中区栄3)地下1階の直営店「初」で始まった。

6種類を専用箱に詰めた「創の初・あんLover」

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 「初」は2020年12月に誕生した、「大須ういろ」のグルテンフリーの生ういろブランド。消費期限1日の蒸したてのういろを提供する。

 同社の伝統的な商品の一つに、生地に小豆のこしあんを練り込んで蒸し上げた、専売商品「ないろ」があるが、創業以来のレシピには小麦粉が使われている。今回、同社開発メンバーのアイデアを形にする「創の初」シリーズでグルテンフリーの「ないろ」を作り上げた。

 1箱に、あんの割合違いや異なる小豆を使う6種類が入る。「ないろ」をグルテンフリーで作った「こしあん16%」、昔から「ないろ」に使っているという、砂糖が入っていない「生こしあん」を通常の「ないろ」の2倍入れた濃い口の「こしあん31%」、食感と香りのバランスを追求した「つぶあん27%」、生こしあんと粒あんの両方を使った「つぶあん34%」、小粒の鹿の子豆を使った「鹿の子」、小豆の中でも大粒の北海道産大納言小豆を使った「大納言」。

 「初」開発担当の梶亜津紗さんは「一番大きな発見は、つぶあんとこしあんの違いだった」と振り返る。これまでは、食感の違いくらいにしか思っていなかったが、それぞれを同じ分量で作ってみても、おいしさや食感、味や風味に違いが出たという。「つぶあん、こしあんの特徴を生かしながら、小豆の香りやコクを感じられる商品に仕上げるため何度も試作した」と話す。「小豆は粒の大きさで食感が変わることにも気付いた」とも。「小粒の鹿の子豆は一粒一粒がしっかりしていて主張が強く、大粒の大納言小豆は、やわらかく、生地にしっとりとなじむ。この違いは、食べ比べて実感してほしい」と呼び掛ける。

 価格は1箱(6種類入り)=1,890円。「初」オンラインショップでは冷凍状態で販売する(賞味期限は冷凍で2週間、解凍後1日)。

 営業時間は10時~20時。

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