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名古屋の菓子使うスイーツ「ケロトッツォ」に新しい味「ラムレーズン&くるみ」

10月1日から販売が始まるスイーツ「ケロトッツォ」の新しい味「ラムレーズン&くるみ」

10月1日から販売が始まるスイーツ「ケロトッツォ」の新しい味「ラムレーズン&くるみ」

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 青柳総本家の「カエルまんじゅう」を「マリトッツォ」に見立てたスイーツ「ケロトッツォ」の新しい味「ラムレーズン&くるみ」が10月1日、大須本店(名古屋市中区大須2)、KITTE名古屋店(中村区名駅1)、守山直営店(守山区)で発売される。

「ケロトッツォ」の「ラムレーズン&くるみ」の断面写真

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 マリトッツォはイタリアの伝統菓子。カエルまんじゅうは笑顔のカエルを表現した見た目で、中にはこしあんが入る。

 「ケロトッツォ」は同社公式ツイッターに投稿したアレンジレシピを見た人たちからの声を受け、商品化したもの。「カエルまんじゅうの笑顔を保つため」に、描かれたカエルの「口部分」の下に切れ込みを入れ、レモン果汁を加えた生クリームとクリームチーズを合わせたクリームを挟む。7月22日にKITTE名古屋店と守山直営店で販売を開始。連日完売で、1カ月で1万個を売り上げ、発売から2カ月たった今も、販売開始時刻前から行列ができるという。9月末までの限定販売だったが販売を延長することにした。

 今回販売が始まる「ラムレーズン&くるみ」は、生クリームとクリームチーズを合わせたクリームにラム酒漬けにしたレーズンとクルミを合わせた。

 「ケロトッツォを今よりもたくさんお客さまに届けるため、常に生産体制の改善を図ってきた」と言う同社取締役の後藤稔貴さん。販売期間延長のため体制を模索し改善してきた結果、もう1種類作ることが可能になった。「販売延長するにはもう1種類、味が必要だと思っていた。当社のオリジナル菓子としてケロトッツォを継続販売する覚悟を示した」と話す。

 同社広報の木下美幸さんによると、クランベリー、キャラメル、ピスタチオ、カスタードなど、新しい味を模索したが、「どれもカエルまんじゅうのこしあんとマリアージュさせるにはイマイチだった」と振り返る。

 価格は「ラムレーズン&くるみ」=1個360円、「クリームチーズ&レモン」=1個350円。3個が入る箱も用意し、好みで詰め合わせることもできる。消費期限は製造日を含め3日間で、要冷蔵。販売開始時間は大須本店、KITTE名古屋店=11時30分~、守山直営店=11時~。水曜は販売しない。販売期間は設けず「カエルまんじゅう」の進化版として、定番商品として取り扱う予定。

 ケロトッツォの人気ぶりについて同商品を製造するスタッフは「ケロトッツォが発売される前までは、新型コロナの影響で生産数も減り、スタッフも休業するなど、正直、作っていてもさみしい気持ちであったが、毎日ケロトッツォが完売し、販売開始時間前に行列ができている現状を知り、製造にも覇気が出て忙しいけど楽しく働いている。とてもうれしい忙しさ」と話す。

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