大須の「喫茶アミーゴ」（名古屋市中区大須3、TEL 052-262-6750）がリニューアルして1カ月が過ぎた。

　これまで軽食などの提供を行ってきた同店だが、リニューアル後は焼き菓子に特化した業態に切り替えた。鶴舞のカフェレストラン「nuncnusq（ヌンクヌスク）」の姉妹店となる同店。リニューアルのきっかけについて、同店の安藤さんは「ヌンクヌスクと共同の菓子工房が鶴舞にオープンしたことから、より多くの人にお菓子を食べてもらえればという思いで業態変更を決めた」と話す。ヌンクヌスクは生菓子中心、アミーゴは焼き菓子中心にして差別化を図る。

　菓子の特徴は「フランスの伝統菓子」。店内には毎日鶴舞の工房で焼いた菓子やパンなど約50種類を販売している。菓子については、「見た目は地味だが（笑）、焼き菓子の魅力が伝わるものばかり。一度食べるとファンになってくださる方も多く、リピーターとして買いにきてくださるお客さまも多い」と安藤さん。

　主な菓子は、カヌレ（180円）、クイニーアマン（180円）、ファーブルトン（180円）、クロワッサン（180円）、クッキー（1個30円～）など。定番のほか、季節ごとのアレンジ菓子もそろえる。「大須商店街の近くなので、買い物のついでに、普段のおやつとして気軽にお越しいただければ」とも。

　店内にはイートイン15席も設ける。営業時間は12時～18時。木曜定休。