在宅医療の質と生産性の向上をDXで推進する株式会社eWeLL(イーウェル 証券コード:5038 本社:大阪市中央区)は、当社が提供する訪問看護専用電子カルテ「iBow(アイボウ)」において、iBowユーザーの累計訪問件数が2026年4月に「1億件」を突破したことをお知らせします。

当社が提供するiBowは、訪問看護ステーション向けのクラウド型電子カルテシステムです。訪問看護記録、情報共有、計画書・報告書作成、請求業務など、訪問看護に必要な業務を一気通貫で支援しています。
iBowは全国47都道府県で日々利用され、利用看護師等は6万3千人以上、累計在宅療養者数は92万人以上、月間の訪問件数は最大200万件以上にのぼります。これらの一つひとつの訪問記録が積み重なり、今回の1億件突破につながりました。?
?■電子カルテ「iBow」、使われ続けて1億回
今回お知らせする「1億件」は、契約件数や登録会員数といった指標ではなく、訪問看護師の皆様が実際に利用者(在宅療養者)宅を訪問し、iBow上に記録として訪問1件1件を積み上げた数字です。稼働していないアカウントや形式的な数字ではなく、システムが日々の現場で実際に使われ続けてきた証です。
訪問看護の1回の訪問には、利用者の体調や生活の変化、ご家族の不安、医師・ケアマネジャーとの連携など、次のケアにつながる多くの情報があります。訪問看護師の皆様は、限られた時間の中で利用者と向き合い、必要なケアを届け、その内容を記録します。その記録は、次回の訪問や多職種との情報共有に活かされ、在宅療養を支える大切な情報になります。
「1億件」という数字は、こうした全国の訪問看護現場の歩みそのものです。
私たちは、在宅医療を支える訪問看護師の皆様の日々に伴走してこられたことを、大変喜ばしく受け止めています。
■12年間にわたり蓄積された、現場発のリアルな訪問看護データ
私たちが本当に重要だと考えているのは、「1億件」という到達点そのものではなく、訪問看護の現場で日々発生するリアルなデータを12年間にわたり継続的に蓄積し続けてきたという事実です。
iBowは2014年に提供を開始し、当時は紙運用やFAX文化が色濃く残っていた訪問看護業界において、訪問看護に特化したクラウド型電子カルテとして現場業務のデジタル化を推進してきました。
その結果、iBowには看護記録、訪問実績、医師の指示書、利用者情報、移動履歴、勤怠、レセプト請求、地域連携など、訪問看護の運営に必要な情報が一体となって蓄積されています。この「1億件」は単なる訪問回数ではなく、現場で培われた膨大な運用データと知見であり、他にはない短期間で再現できない有用なデータ基盤です。

さらにeWeLLの特徴は、12年間同じシステムを延命してきたのではなく、将来の技術進化に適応できるようフルスクラッチで基盤そのものを進化させ続けてきた点にあります。
加えて、すべてを巨大な単一システムにしてしまうのではなく、各サービスを独立性のある複数システムとして設計しつつ連携させる「連携型分散アーキテクチャ」を採用しています。これにより、障害が他のサービスに影響を及ぼすリスクを抑えながら、データ連携・リアルタイム性・拡張性・サービス追加速度・AI活用を両立し、新しいAI機能や分析機能を柔軟かつ高速に追加できる体制を整えています。
■「訪問と記録」を起点にした訪問看護業務のプラットフォーム
iBowは、訪問看護ステーションの業務を支えるクラウド型電子カルテとして、記録・共有・請求・経営管理までを一気通貫で支援してきました。
近年は、AIを活用した機能開発にも注力しています。
「AI訪問看護計画書・報告書」では、訪問記録等をもとに計画書・報告書作成を支援し、ユーザーアンケートでは平均で月23.3時間相当の業務時間創出という結果も得られています。
また、「AI訪問予定・ルート」では、訪問予定と移動ルートの最適化を支援しています。限られた人員でより多くの在宅療養者を支えるためには、記録だけでなく、訪問計画、移動、情報共有、請求まで含めた業務全体の効率化が欠かせません。
iBowは、訪問看護の現場で日々生まれる「1回の訪問とその記録」を起点に、記録、共有、請求、経営管理までをつなぐプラットフォームとして進化を続けています。
<関連>

プロの知見を活かして「選ぶAI」へ。訪問看護専用電子カルテ「iBow」、AI訪問看護報告書を大幅アップデート
■1億件の先を見据える在宅医療のデータ基盤
訪問看護の記録が正しく蓄積され、次のケアに活用されることで、訪問看護の質は高まり、現場の判断はより確かなものになります。
さらに、1億件を超えるリアルなデータは、AIなどの最新技術の活用により情報活用のレベルをさらに高め、経営改善、稼働最適化、離職予測、医療連携分析、地域包括ケア支援など、より高度なサービスへつながっていきます。将来的には、地域の医療資源の可視化、退院支援の最適化、慢性期医療データの利活用など、在宅医療全体の高度化にもつながる可能性があります。
私たちはテクノロジーによって在宅医療そのものの持続可能性を支える存在でありたいと考えており、12年間蓄積してきたリアルデータと、それを活用できる技術基盤こそがeWeLL最大の特長です。
eWeLLは、累計訪問件数1億件という節目を、ゴールではなく新たな出発点と捉えています。
今後も、訪問看護ステーションの業務負担軽減、ケアの質向上、地域包括ケアの実現に向けて、iBowを中心としたサービス群を拡充し、ミッションに掲げる「ひとを幸せにする」取り組みを続けてまいります。
■eWeLLについて
「ひとを幸せにする」をミッションに掲げ、DXで在宅医療の業務支援を推進し、医療従事者の業務効率化と患者QOLの向上を実現するサービスを提供しています。
訪問看護向け電子カルテ「iBow」、地域全体の医療リソースを最適化し病院の退院支援を効率化するマッチングプラットフォーム「けあログっと」等を展開し、全国47都道府県で6万3千人以上の看護師等(※1)の業務で日々利用され、累計92万人以上の在宅患者(※2)の療養を支えています。

社名:株式会社eWeLL
上場市場:東京証券取引所グロース(5038)
代表者:代表取締役社長 中野剛人(ナカノノリト)
本社:大阪市中央区久太郎町4-1-3 13F
設立:2012年6月11日
事業内容 :在宅医療分野における業務支援事業(「iBow」等のSaaS型業務支援ツールの提供、診療報酬請求業務代行サービスなど)
URL:eWeLL公式サイト https://ewell.co.jp
eWeLL IR情報 https://ewell.co.jp/ir
iBow公式サイト https://ewellibow.jp
けあログっと公式 https://carelogood.jp

※1 2025年12月末時点におけるiBow上で稼働中職員の看護師、准看護師、専門看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、精神保健福祉士、看護助手等の総数。
※2 2025年12月末時点における発行されたiBow上の訪問看護指示書の累計対象患者数。