栄に「フランフラン」コンセプトショップ-ブランドイメージ再構築図る

倉科昌高さんのイラストを配した「アート」をイメージした「ナゴヤフランフラン」外観

倉科昌高さんのイラストを配した「アート」をイメージした「ナゴヤフランフラン」外観

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 全国でインテリアショップを展開する「バルス」(東京都渋谷区)は10月29日、インテリアショップ「Francfranc(フランフラン)」のコンセプトショップ「NAGOYA Francfranc(ナゴヤ フランフラン)」(名古屋市中区栄3、TEL 052-238-1581)をオープンした。名古屋初の路面店となる同店は、渋谷、銀座、青山に次ぐ全国で4店舗目のコンセプトショップ。

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 総売り場面積は約300坪で、3フロアに約6,000アイテムを並べる。直径約2.7メートルの巨大なオリジナルシャンデリアが目を引くほか、随所にちりばめられた額縁のモチーフや、カスタムペインターの倉科昌高さんが手がけたイラスト作品をアクセントにする店内。店舗デザインは森田恭通さんが手がけた。「名古屋でイメージするキーワードは、『ゴージャス』『エレガント』『アート』。これらのキーワードを基に、内外装のコンセプトは『Lifestyle with arts(アートのあるライフスタイル)』にした」と店長の中川敬康さん。

 3階には「フランフランカフェ」も併設。同ブランドのカフェ展開は東海エリアでは初めて。店内ではコーヒーやスイーツ、スムージーなどを提供するほか、オリジナルやセレクトのCD、書籍も販売する。

 同社広報担当の海川佳子さんは「ブランドが立ち上がった18年前に掲げたメーンターゲットは、実年齢で25歳前後の女性だった。でも18年前に25歳だった女性も今は43歳。コンセプトショップでは、精神的な若さを持つ30~40代の女性に楽しんでいただける店作りと商品構成に注力している」と話す。

 オープン当日、シャンデリアを携帯写真で撮影する女性や記念撮影する女性が多く見受けられた。今後は2カ月ごとに店内のテーマを変えて展開していく。現在のテーマは「クリスマス」。「コンセプトショップを通して新しいフランフランを発信していきたい。店に来て何かしらライフスタイルのヒントをつかんでいただければ。フラッと立ち寄ってもらえる店になれれば」とも。

 営業時間は11時~21時。

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