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ANAホテル名古屋で県政150周年地産地消フェア 瀬戸焼の器で料理提供も

「スターゲイト」で提供する「瀬戸山麓牛ロース肉 レンコンのドフィノワーズ 赤ワインソース」

「スターゲイト」で提供する「瀬戸山麓牛ロース肉 レンコンのドフィノワーズ 赤ワインソース」

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 「2022年“愛知県政150周年” 記念 愛知・地産地消フェア~尾張・瀬戸~」が11月1日、ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋(名古屋市中区金山町1)で始まった。

「ガーデンコート」で提供する「愛知県産みかわ豚の入ったハンバーグ 照り焼きソース」

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 ホテル内のレストラン・バー6店で開催する同フェア。瀬戸市をはじめ、名古屋市や知多半島など尾張地区の食材を料理に取り入れ、各店独自のメニューを展開する。

 2階のカジュアルダイニング「ガーデンコート」では、ビュッフェメニューに金時生姜(しょうが)、三つ葉、ヨーグルトなどの愛知県産食材を使用。サラダやフルーツは、瀬戸焼の伝統的な柄が描かれた「馬の目皿」で並べる。シェフが目の前で料理を仕上げるカウンターでは、「愛知県産みかわ豚の入ったハンバーグ 照り焼きソース」(平日ランチ限定)や「赤味噌(みそ)“海老(えび)天丼”」(ディナー限定)などを提供する。

 30階のスカイレストラン「スターゲイト」では、「瀬戸山麓牛ロース肉 レンコンのドフィノワーズ 赤ワインソース」(ディナー限定)を、瀬戸市の窯元「飽津(あくつ)窯」の宮地生成さんが制作した「焼〆灰釉(やきしめかいゆう)皿」で提供。同階のバー「スターゲイト」では、清須市で生産されたクラフトジンやウオッカ、ウイスキーを用意する。

 1階の「ロビーラウンジ」、3階の京料理「たん熊 北店」、29階の中国料理「花梨」でも同フェアを実施。同ホテルの大石孝司さんは「瀬戸市は、今月開業したジブリパークからも近いことで注目が集まっている。実は食材や特産品も豊富な地域で、たとえば『中国料理 花梨』では、ご当地料理の瀬戸焼きそばを地元産の豚バラ肉入りで提供する。食を通して愛知県の魅力を伝えられたら」と話す。

 フェアは12月31日まで(一部店舗では12月23日~25日のディナーを除く)。営業時間、料金はレストランによって異なる。

 ロビーでは期間中、瀬戸陶芸協会および瀬戸蔵セラミックプラザの協力により瀬戸焼を展示。京料理「たん熊 北店」では11月17日、瀬戸焼千年の歴史を学ぶセミナーや豆皿制作体験と特別季節会席を楽しめるイベントを開催する。参加費は1万円。参加人数には制限あり。3日前までに要予約。

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