「愛知オリジナルの音楽を作る」-愛知芸文センターでワークショップ

「ホエールトーン・オペラ」の模様。©えずこホール

「ホエールトーン・オペラ」の模様。©えずこホール

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 愛知芸術文化センター(名古屋市東区東桜1、TEL 052-791-5511)は、3月1日・2日に開催されるワークショップ「親子で楽しむホエールトーン・オペラ体験」の参加者を募っている。

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 「ホエールトーン・オペラ」は、名古屋出身の作曲家の野村誠さんと、イギリスの作曲家兼演奏家のヒュー・ナンキヴェルさんが監修した日英共同のオペラ作曲プロジェクト。曲は地域住民のアイデアを盛り込みプロの音楽家と恊働して作られ、内容は「ダイエットの話」「相撲ガールがかばに変身する話」「殿様が病気を治療する話」などユニークなタイトルが並ぶ。

 今回のワークショップでは、楽器に限らず「音の鳴るもの」を参加者に持参してもらい、曲づくりに参加する。内容は「曲の中の『寒い』を表すシーンで『楽器か声で寒い音を出す』という指示が出て、表現するだけ。とても簡単」(担当者)。「ホエールトーン・オペラ」で作曲された曲は即興演奏の要素が多く盛り込まれているため、ワークショップ参加者が出す音で、曲は常に新しく生まれ変わり、「愛知オリジナルの音楽を作る」という。2日間の体験後、2日に公開ワークショップを行い、「新曲」を披露する。

 「今回のワークショップは、楽譜が読めなくても楽器ができなくても参加できる。音楽が苦手または嫌いなお子さんでも、音楽を体験し、楽しめるようになるきっかけになれば」と話す。

 募集期限は2月18日。申込みははがきで受け付けている。

愛知芸術文化センター

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