3,000万円の「純金ビッグカレンダー」登場-本丸御殿のふすま絵モチーフに

本丸御殿のふすま絵をモチーフにした「純金ビッグカレンダー」

本丸御殿のふすま絵をモチーフにした「純金ビッグカレンダー」

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 貴金属ジュエリーを扱う「GINZA TANAKA名古屋店」(名古屋市中区大須4、TEL 052-262-0277)は現在、国指定の重要文化財「竹林豹虎図(ちくりんひょうこず)」が描かれた3,000万円の「2010年純金ビッグカレンダー」を展示販売している。

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 2006年版より毎年、純金ビッグカレンダーを販売している同社。これまで「源氏物語誕生1000年」「横浜開港150周年」など、その年の象徴的なものを題材に製作してきた。2010年は、名古屋開府400年ということで名古屋城本丸御殿に飾られていた襖絵(ふすまえ)である「竹林豹虎図」を取り上げた。

 同商品は縦約40×横約65センチ、純金の重さは約6キログラムで、表面に12カ月の暦が書かれたカレンダー、裏面に2010年の干支(えと)である虎が描かれた「竹林豹虎図」の中心部分がプリントされている。

 原画は、ふすま4枚にわたって、仲むつまじい母子のヒョウと力強く構える雄の虎が描かれている。純金ビッグカレンダーには原画の約5分の1サイズの雄の虎の部分をプリントし、「金箔が貼ってあったふすまのイメージ、生き生きとした虎の表情など忠実に再現している」(店長の橋元さん)。

 純金ビッグカレンダーは受注販売。立てて飾ることのできる木枠にセットされており、インテリアアイテムとしても活用することが可能。同じデザインで名刺サイズの「純金1グラムカレンダー」(6,000円)、「純金5グラムカレンダー」(3万5,000円)、「金箔葉書」(1,000円)も取り扱っている。

 昨年、カレンダーを展示したときは「大変反響があり、写真を撮りにくる方も多くいた」という。「今年は名古屋のものがモチーフとなっているので、よりお楽しみいただけるのでは」と橋元さん。「大変価値のあるものなので、ぜひご覧いただいて身近に金を感じてほしい」と話す。

 営業時間は10時~18時。展示販売は今月25日まで。

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