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大須土産に「大須ラスク」はいかが?-地元のベーカリーがPR開始

「大須ラスク」を手に大須ベーカリーオーナーの森さん(左)と大須おみやげカンパニーの石原さん(右)

「大須ラスク」を手に大須ベーカリーオーナーの森さん(左)と大須おみやげカンパニーの石原さん(右)

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 大須商店街内の「大須ベーカリー」(名古屋市中区大須3、TEL 052-262-0075)が販売する「大須ラスク」が装いを新たにし、大須の土産や名物を発信する「大須おみやげカンパニー」が選定する「大須土産」としてPRを始めた。

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 2007年の開店後しばらくして販売を開始した同店のラスクは、プレーン、レーズン、クルミ、ラズベリーの4種類がランダムに入った「バラエティーラスク」(220円)としてこれまで販売を続けている。

 「このラスクをいつかちゃんとした形で販売したいと思っていた」という同店オーナーの森さん。温めてきた考えを今年の夏から実行し始め、同店のロゴマークなどを手がけたデザイナーがラベル、パッケージなどを整え、「大須ラスク」として9月11日から販売を開始した。

 大きさの整っているラスクを6枚組みで種類別に包装し販売。「レーズンが苦手などのお客さまも多く、好きな種類を選べられるようにした」。3個を詰めることのできる紙箱も用意し「大須ラスクギフト」(630円)として贈答品需要にも対応する。

 土産としての「大須ラスク」の認知度を上げたいと考えていた森さんは、スタッフが偶然テレビで見て知った「大須おみやげカンパニー」に連絡を入れた。「大須には老舗やいい商品があるのに皆さんに伝わっていない。知ってもらって喜んでもらいたい」という大須おみやげカンパニーの石原さんの考えに賛同し、「大須土産」化はさらに進んだ。

 現在は店頭と店内にのぼりとステッカーを置きPRする。そのほか、希望客には「NAGOYA」と入ったラベルを張り、「名古屋土産」であることをアピールする工夫も。

 初めて迎える週末の休日を前に森さんは「商品を切らさないように、たくさん作らなければ」と笑顔をみせる。「大須の観光客以外にも地元の方や働いている方が自分用に、また、手土産としてご利用いただき大須がどんどん知られていってくれるとうれしい」とも。

 営業時間は9時~19時30分。水曜・第3火曜定休。

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