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松坂屋美術館で「マルク・シャガール展」-イヴィットのタペストリー作品も

松坂屋美術館で開催している「マルク・シャガール展」

松坂屋美術館で開催している「マルク・シャガール展」

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 松坂屋名古屋店(名古屋市中区栄3)南館7階の松坂屋美術館(TEL 052-264-3611)で9月8日より、「マルク・シャガール展」が開催されている。

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 20世紀を代表する巨匠マルク・シャガールの油彩や版画、イヴェット・コキール=プランスによるタペストリーを展示。シャガールの世界観を形成した「聖書」や「サーカス」「花束と人物」「色の分割」「雄鶏と恋人たち」「地中海の青」などのテーマに沿って作品を紹介する。

シャガールは、一枚の絵画を完成させるために、スケッチやドローイングだけでなく、コラージュや陶器、テキスタイル、ステンドグラスなどさまざまな作品を残したことでも有名。多くの手法から得られた色彩や構図を自身の絵画世界へと還元していった。同展で焦点を当てるタペストリーもその手法の一つ。タペストリー作家・イヴェットは、シャガールの絵画に表れている本質を失うことなく、色彩やリズム、大胆な構図をタペストリーへと映し取り、シャガール本人からも厚い信頼を得ていた。「シャガールの絵画作品とイヴェットのタペストリーを見比べながら見られるのも、同展の楽しみ」と担当者。

 開館時間は10時~19時30分(入館は閉館の30分前まで)。入館料は、一般=1,000円、高大生=800円、中学生以下無料。10月14日まで。

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